5500人のオーデイションからヒロイン決定!秋元康の最新ドラマ『差出人は、誰ですか?』放送決定

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2022年08月08日 18:41  TVerプラス

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TBSでは10月からよるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』が放送されることが決定(※一部地域を除く)。多くの話題作を世に送り出し続ける秋元康が企画・原案を手掛ける、完全オリジナル脚本の“学園ヒューマンミステリー”だ。

本作のテーマは、「SNS社会に生きる若者たち」。情報収集や連絡手段だけでなく、人と人との大事な感情のやりとりすらSNSを通じて行われることが当然になった社会に警鐘を鳴らし、若者たちに向けて、「本音で人と向き合うこと」「匿名を使わずに相手に気持ちを伝えること」の大切さを、「手紙」というアナログなツールを使って描いていく。

主人公・桑鶴美月(くわづる・みつき)は、人に嫌われたり目立ったりすることが嫌いな「ことなかれ主義」の高校生。夏休み明けの新学期初日、美月の担任の国語教師・立花が、クラス全員参加の「手紙ゲーム」を提案する。必ず一人1通、クラスの誰かに手紙を書くのだが、差出人は匿名でいいかわりに本音を書かなければいけないというもの。その後、次々に明かされていく「手紙」。匿名で書かれた手紙には愛の告白から暴露話まで衝撃的な内容が書かれており、手紙ゲームは予想外の盛り上がりを見せていく……。最初は興味がなかった美月も、徐々に「差出人は誰なのか?」と犯人捜しを始めたり、問題解決に乗り出したりする。クラスメイトたちの表と裏の顔を知り、ケンカや助け合いを繰り返しながら友情を育んでいく生徒たち。そして、すべての手紙が明かされた時、ある重大な秘密を知ってしまうことになる―――。

そんな本作の主演を務めるのは、ドラマ初出演にして初主演で女優デビューを飾る幸澤沙良。幸澤は、TBSドラマ主演女優の座をかけた「『TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」season2』のオーディション番組で、応募総数約5500名の中から視聴者投票で見事1位に輝いた女優の原石。幸澤が演じる美月は、高校2年生のごく普通の女子高生だ。目立つのは嫌で何かに熱くなるのはダサいと思っている。なるべく誰とでも平和にうまくやっていきたいという、「ことなかれ主義」で常に傍観者でいるという役どころだ。視聴者によって選ばれたニューヒロインは、はたしてどんな演技を見せるのか。

そして、美月のクラスメイト役で、若手注目俳優の櫻井海音と藤原大祐の出演が決定。櫻井は、2020年に連続テレビ小説『エール』で俳優デビュー後、様々な話題作に出演。今年2月には映画初出演作の『嘘喰い』が公開され、そのミステリアスな演技で注目を集めた。そんな櫻井が演じるのは、クラスの王様・成田育(なりた・いくる)。イケメンで、誰もが羨むような裕福な家庭で生まれ育った成田は、明るくおしゃれで、口も達者。学校行事などでも常にリーダーになるタイプで女子にモテ、クラスでは「成田グループ」を作っていて誰も逆らえないというキャラクター。

藤原は、2019年にデビュー後、『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ・日本テレビ系)や金曜ドラマ『恋する母たち』(TBS系)などに出演し、2年足らずで初主演映画の制作が決定するなど、俳優としてのキャリアを加速させている今勢いのある若手俳優の一人。本作では、美月が想いを寄せる相手・一ノ瀬理斗(いちのせ・りと)を演じる。一ノ瀬は学年一の秀才で、クラスメイトの中では「もっと偏差値の高い高校に行ける」と思われている謎めいた存在。SNSはやらず、クラスメイトとも最小限にしかコミュニケーションを取らず、どこか達観した雰囲気を持つ人物だ。

本ドラマはTBS史上初の“よるおびドラマ”として放送された『この初恋はフィクションです』に次ぐ第2弾。“よるおびドラマ”は1話約15分という特性を活かし、若い世代に通学・通勤時間などの隙間時間にいつでも本作を楽しんでいただけるのが特徴だ。第1弾の『この初恋はフィクションです』は、「学校のクラスのみんなで見ていた!」という中高生もいるなど、Z世代を中心に視聴され、現在ではYouTubeの総再生回数は5500万回を超えている。

友情、恋愛、思春期の悩みや、家族の悩み、将来へのちょっとした不安……。本作では、高校生たちが書く「手紙」を通して、若者たちの等身大の姿を描いていく。今を生きるすべての若者たちへ捧ぐ“学園ヒューマンミステリー”をお楽しみに。

今後発表されるクラスメイトや教師などを演じる追加キャストには、SNSでも大活躍する旬で個性豊かなキャラクターが勢揃い。ニューヒロインと若手注目俳優をはじめとした個性あふれるフレッシュな顔ぶれに注目だ。

<ストーリー>
あの時、伝えられずにいたこと。
大切な人だからこそ、どうしても言えなかったこと。
嫌われたくなくて、秘密にしていること。
私に伝える勇気をくれたのは、あなたでした——。

主人公・桑鶴美月(幸澤)が通う都立荒川西高校。夏休み明けの2学期を迎えた2年D組の新学期初日。HRが始まり、担任の国語教師の立花が、突然「手紙ゲーム」の始まりを告げる。ルールは簡単。クラスメイト宛に「手紙」を書き、ポストに投函する。「手紙」の差出人は記載しなくていいから本音を書くことがルールだという。あくまで授業の一環で、2学期中に必ず全員が最低一人1通「手紙」を書くことが課せられ、クラス全員がそれぞれクラスメイトへの「手紙」を書くことに。

始めは悪ノリやくだらない手紙が多かったが、「いじめの告白」をした手紙をきっかけに秘密の暴露や告白などが増えてきて、「差出人は誰なのか?」「次は誰が名指しされるんだろう?」と興味を持ち始める美月たち。これまで全く関心のなかった「クラスメイト」の知られざる悩みや思いを知り、励まし合ううちに少しずつ絆が深まっていく2年D組。そして、美月は自分に宛てられた手紙の差出人を探しているうちに、この「手紙ゲーム」に隠されたある秘密を知ってしまう——。

<企画・原案 秋元康 コメント>
今のSNSの時代、みんなどこかで何かを囁かれ、囁いている時代。SNSを見れば、それが文字となって見えてしまいます。それは怖いことでもあり、誰が、なにを自分に問いかけているんだろうと常に考えてしまっていると思います。

人間関係において、もし言いたいことを可視化したらどうなるのか、SNSやメールやメッセージはスピードの良さもあり、何度も書き直したり、送り直すこともできるけれど、一方で手紙というのは感情の高ぶりだとか、余白の中に感情が現れる。だから今のSNS時代にあえて直筆で書く手紙を題材に学園ドラマをつくることにしました。それぞれの手紙が一つひとつ読み上げられていく中で、クラスにどんなストーリーがうまれ、どう成長していくのかを問うドラマにしたいと思っています。大人になるにつれて、人間関係で悩むことがあったとしても自分なりに乗り越えられる方法がわかるようになるけれど、中高生はそこが一番どうしたらいいのかわからない時期です。だからこそ閉鎖的な空間の中でまだ方法が見つからないという人に見てほしいです。

<プロデュース 橋本梓 コメント>
秋元さんから「手紙」というテーマを聞いた時、このSNS時代だからこそ、心のど真ん中に直球を投げるようなドラマを作りたいと感じました。普段、SNS上や学校では悩みを見せずに「表の顔」で過ごしている高校生たちが、手紙ゲームによって秘密を暴露され、本音でぶつかり合う姿は青春そのものです。次はどんな手紙が来るんだろう? とワクワクしながら、ヒリヒリした青春ドラマを楽しんで見ていただけるとうれしいです。
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