ママスタわが子が成長し、行動範囲が広がると、たくさんのお友だちと触れ合う機会も多くなるでしょう。時にはお互いの性格や考え方の違いからトラブルが起こることもあるかもしれません。今回の投稿者さんも、娘さんとお友だちとのお付き合いの仕方に頭を悩ませている様子ですよ。
『小1の娘には入学当初から親子で仲良くしているお友だちがいます。2人の性格は対照的で、娘は活発なタイプでお友だちは大人しいタイプです』
投稿者さんは小1の娘さんを持つママさんです。娘さんには自分とは性格が対照的なお友だちがいるようですね。どうやら今回はこのお友だちとの間にトラブルが起こってしまったのだそう……。一体何があったのでしょうか？
相手の親から「距離を置きたい」と言われ……
投稿者さんはお悩みの内容をつまびらかに話してくれました。
『そのお友だちとは交互にそれぞれのお家で遊ぶようになり1か月ほどが経ちましたが、お友だちのママから「一緒に遊ぶと、したい遊びを全部決められてしまう。わが子が遊ぶのがつらくなってしまうようなので、遊ぶのを控えたい」と話されました。それを受けて私も娘に譲り合うことの大切さを話してみたのですが、どのように話せば娘に伝わるのかわからなくなってしまいました』
お友だちとはお互いの家によく遊びにいくほどの仲だったようです。しかしあるとき、相手のママさんから「娘さんと一緒に遊ぶと、うちの子は好きな遊びができない。今後は遊ぶのを控えたい」と言われてしまったのだそう。子ども同士が仲良くしていると思っていた矢先、突然の出来事に投稿者さんは驚いてしまいました。投稿者さんは娘さんに「もっとお友だちと譲り合うことを大切にしてね」と話したのですが、「本当にこの伝え方でわが子は理解してくれるのだろうか」と悩んでいるのだそうです。親としては、わが子のトラブルは自分のこと以上に心配になってしまいますよね……。
少しずつ学んでいくものかも
心配そうな様子の投稿者さんとは裏腹に、ママスタコミュニティのママたちからは「娘さんにとってはいい経験になりそう」と前向きなコメントが寄せられました。
『娘さんにとってはいい経験。長く同じ子と遊ぶと出てくる問題だよね。親子でそのお友だちとべったりになっていたなら、少し距離をとっていろんなお友だちとお付き合いしてみては？』
『集団生活で揉まれながら、少しずつ相手との距離感を測れるようになればいいんじゃないかな？ お互いまだ小学生だし人間関係を学んでいくよ』
娘さんは小1です。お友だちとのトラブルがあったとしても、それは自然なことかもしれません。「これから学校生活でいろいろな子と付き合いながら人との距離を測っていくものでは？」との意見にも頷けそうですね。
「娘さんらしさ」に目を向けてあげて
『娘さんの性格を変える必要はないと思う。その性格が役に立つ場面もあるだろうし、頼ってくれる友だちもできそう』
『それが娘さんらしさなのでしょう。投稿者さんが味方になってあげてほしいな。小さいころから自分を抑えて周りにあわせることをしっかり教えてしまうと、自分を見失ってしまうかも』
『娘さんの性格は個性であり、無理に直すことはないと思います』
「お友だちと仲良くしてほしい」との一心で、娘さんに協調性の大切さを説いた投稿者さん。しかしママたちからは「自分の意見をはっきりと言えるところが娘さんのいいところなのかも」と好意的な意見も挙がりました。いわばそれが娘さんの個性なのでしょう。人を傷つけるような口調でないのであれば、その個性は大事にしてあげたいですね。
相手の子との相性もあるんじゃない？
『相手との相性もありますよね。娘さんを大好きって言ってくれる子もいると思うので、視野を広げてみてはいかがでしょうか』
『相性が合う子と遊べばいいじゃない！』
『だんだんと子ども同士、気の合う友だちができてくる。そこはもう親の出る幕じゃないかもしれないよね』
きっと投稿者さんは、相手の子に嫌な思いをさせてしまったことを申し訳なく思っているのでしょう。しかしお互いに個性があるからこそ、うまくいかないこともあるのかもしれません。今後また今回のようなトラブルがあったとしても、「相性がよくなかったのかも」と考えることも大切ではないでしょうか。
わが子と仲のいいお友だちとの間でトラブルがあり、びっくりしてしまった投稿者さん。投稿者さんは「わが子にはもっと協調性を大切にしてほしい」と考えている様子ですが、ママたちからは「ハッキリと自分の意見が言えるのは娘さんの個性だよ」との意見が相次ぎました。これから集団生活をすることで、個性をつぶすことなく、また相手との適度な距離感も測れるようになるかもしれませんね。
後編へ続く。
文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・わたなべこ
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