エスパニョール、エイバルの背番号『10』獲得でクラブ間合意！　昨季セグンダ全42試合に出場

エスパニョールは8日、スペイン人MFエドゥ・エスポジトの完全移籍加入でエイバルと合意に達したことを発表した。なお、契約期間は2027年6月30日までの5年間であることも併せて伝えている。

　現在26歳のエスポジトは、2015年にデポルティーボへと加入した。リザーブチームで着実に成長を重ねると、2017年4月にトップチームデビュー。2018−19シーズンは、セグンダ（2部リーグ）降格の憂き目に遭ったデポルティーボで主力選手としてチームを牽引したものの、惜しくも1部リーグ昇格を逃した。その後、エイバルへと活躍の場を移したエスポジトは、日本代表MF乾貴士や同国代表FW武藤嘉紀らとプレー。昨シーズンはセグンダ全42試合に出場し7得点7アシストの大車輪の活躍を見せたが、エイバルは昇格プレーオフで敗退し、1年でのラ・リーガ復帰を果たせなかった。

　今夏の移籍市場でMFトニー・ヴィリェナやFWホセルなどに続く、6人目の新戦力として迎えられたエスポジト。“名門”デポルティーボに見出された才能を開花させて、エイバルの背番号『10』として攻撃陣を牽引してきたエスポジトは、ディエゴ・マルティネス監督の新生エスパニョールでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

　またスペイン紙『アス』によると、エスパニョールにおける今夏の最高額450万ユーロ（約6億1000万円）の移籍金を支払って獲得したと報じている。