もと野良猫兄弟が「ハリウッド映画」みたいなアクションでバタン! お互い見つめあった後の「謎」行動とは?

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2022年08月10日 16:40  まいどなニュース

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写真兄猫の虎太郎くん(右)とアイコンタクトを取る弟猫、ドラくん(左)。この後、兄弟で見事な「シンクロ倒れ」を見せてくれます(動画からキャプチャー/提供:横川ぽんぽこさん)
兄猫の虎太郎くん(右)とアイコンタクトを取る弟猫、ドラくん(左)。この後、兄弟で見事な「シンクロ倒れ」を見せてくれます(動画からキャプチャー/提供:横川ぽんぽこさん)

「じゃれついてるかわいい〜☺️ って思ってカメラ回しながら近づいたら、静止して猫同士アイコンタクトした後同時に倒れる謎の映像撮れました」とつぶやき、横川ぽんぽこ (@ponpokokko)さんがツイッターに投稿した動画が話題です。17万4千以上のいいねがついた動画に映っていたのは、ベッドの上にいるもと保護猫の兄弟が、互いに目を合わせたのを合図に、それぞれ別方向に歩き出した直後、まったく同じタイミングと体勢でパタン!と倒れ込むアクション映画みたいな様子!

【動画】ハリウッド映画ばりのアクション!…2匹の様子を見る

「アクション!(映画監督風に)」「目配せしてすれ違った瞬間に抜刀しているな」「芸術だよこれは!」「こっそり練習してた動きなのかな…笑」と、絶賛のリプライが殺到した兄弟猫たちの見事なシンクロ具合について、投稿者の横川ぽんぽこさんにお話を聞きました。

全てが謎!でも可愛い!

「人間には見えないスピードで戦った(『じゃりん子チエ』の)小鉄とアントニオ」「全てが謎だけど、全てがかわいい!」「『今だよ、練習したやつ』『うん、せーのっ』」と、「謎」に包まれた動きに称賛のリプライが寄せられていたのは、生後約10カ月になる、もと野良猫兄弟。生後3カ月で保護猫ボランティア「トトポタ」さんに保護された、白キジの兄猫・虎太郎(コタロウ)くんと、キジトラの弟猫・ドラくんです。

直前までじゃれついていたという兄弟猫の「ハリウッド映画」ばりのシンクロ具合について、飼い主さんにお話を伺いました。

「敵意がないことを示すために2匹は離れた?」説が濃厚

ーー2匹は直前までじゃれていたそうですね。

「ベッドの上でゴロゴロ転がりながら噛み合っていました。その様子を撮影しようと近づいた途端、気まずそうに動きを止めてしまったので、多分警戒したのだと思います。正直、じゃれあいの動画を撮ろうと思っていたため、当初はこの動きの面白さに気づかなかったのですが、動画を見返してみたところ、『めちゃくちゃ面白いやん』と初めて気づいた感じでした(笑)」

ーー2匹のシンクロする「謎」行動について、「うっかり目があってしまったので敵意がないことを示すため離れたんじゃないですかね」という考察もリプ欄に寄せられていましたね。

「その説が濃厚だなと、リプに納得していました!」

ーー血の繋がった兄弟猫である虎太郎くんとドラくん。普段から2匹の動きや仕草がシンクロすることはあるのですか?

「あまりシンクロはしてないですね…。以前、2匹でシンクロペロペロする猫たちの動画を撮影したのですが、そもそも普段はあまり2匹一緒にいないんです…」

譲渡会にはダメ元で足を運びました…

ーー虎太郎くんとドラくんは保護猫/地域猫ボランティア「トトポタ」さんから迎えられたそうですが、お迎えのきっかけは…?

「譲渡条件として、『結婚していること』が入っている保護団体がとても多いのですが、自分は未婚で2人暮らしなので、譲渡会にはダメ元と言いますか、この時も様子見のつもりで足を運んだんです。ところが、『トトポタ』さんは条件にとらわれず、純粋に『人』を見て受け入れてくださいました。もともとは成猫を1匹だけ飼うつもりだったのですが、ケージの隅で兄弟2匹で重なって縮こまっている姿を見て心を奪われてしまい、成猫ではなく子猫だった2匹をお迎えすることになりました」

ーーお迎え後、2匹はどんな風に成長/変化しましたか?

「白キジの虎太郎は声が高く、今でも子猫のようでとっても可愛いです。在宅で作業している時も、近くでずっと見守ってくれるのが心の支えです。ドラちゃんは、お迎え後3カ月ほどはずっと威嚇していて、全く仲良くなれなかったのですが、今ではとても寂しがりで、朝晩猛烈な頭突きで愛情表現してくるのがとても可愛いです。激し過ぎて痛いですが(笑)。朝晩以外は狭くて暗いところにこもっていて消息不明です(笑)」

◇ ◇

2匹を迎えた後、床の半分をカーペットにするなど、生活が猫仕様になりつつあるという、横川ぽんぽこさん。虎太郎くんとドラくんを迎える最大の決め手となったのが、「人生はいろんなことがあるから、絶対に一生面倒が見られるという確証は誰にもない。だから、もしどうしても飼えなくなった時には相談してほしい」という、2匹を保護した保護猫ボランティア「トトポタ」さんの言葉だったそうです。

セーフティネットを作ること、それが本当の「責任」

動物保護団体あるあるとして、『独身はダメ』『責任もって生涯終生飼育』という、里親になる方には譲渡の際の厳しい条件/審査があります。飼育放棄や虐待を避けるための選別と考えられますが、現実は「離婚」や「病気」、「出産」や「転職」、「転居」などでペットを手放す人も少なくありません。保護猫ボランティア「トトポタ」さんはそういった「譲渡の際の条件」について、違和感を感じていたそうです。

「そもそも人生に”絶対”はないと思うんです。もちろん、預かった命を簡単に放棄して欲しくない!という思いは大前提です。猫は人間に適切に管理され、猫らしく健康かつ安全に、人間の愛情を可能な限り受けて生きていくのが理想です。その中で、飼い主が『どうしようもないこと』や『自分の生活を脅かすこと/成長をストップさせること』に直面した時、『飼い続けなければいけない』ことだけが責任ではないと思うんです。

もし猫を連れて行くことが出来ない時、一緒に暮らし続けられなくなった時にどうするか? こういう時にセーフティネットがあるといいですよね。それが自分の家族や友人……つまり、後見人みたいな存在ですね。『トトポタ』はそういう存在でありたい、と思っています。

独身であろうが、フルタイム勤務であろうが、猫と暮らしたい気持ちを諦めて欲しくないと思っています。そして、自分の人生をファーストに考えること……それは自分勝手ではないと思うんです。自分の成功は自分のためというより、社会のためでもありますからね。だから、もしもの時の決断が出来るようにしておこうね、ということを譲受される方に伝えています」(保護猫ボランティア「トトポタ」さん)

猫愛が強くてマジメな人ほど、猫ファーストでないと失格……といった思想に陥りがちです。しかし、病気や事故、環境の変化など、思いも寄らないことは誰にでも起き得ます。『飼い続けなければいけない』という「責任」に追い詰められ、飼育放棄や多頭崩壊のような事態を招いてしまわないよう、万が一の際に助けを求められるセーフティネットを作っておくこと。それこそが、命を預かる飼い主としての本当の「責任」なのかもしれないですね。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)

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