100万円を投資したい! その前に絶対知っておくべき4つの鉄則

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2022年08月12日 11:31  All About

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写真今回は投資初心者が、はじめての投資で失敗しないための鉄則をファイナンシャルプランナーの深野康彦さんに聞いてみました。
今回は投資初心者が、はじめての投資で失敗しないための鉄則をファイナンシャルプランナーの深野康彦さんに聞いてみました。

はじめての投資で失敗しないための鉄則とは……?

銀行に預けても、もらえる利息はスズメの涙。「思い切って投資でお金を増やしてみたい! けれど失敗して損するのはイヤ……」そんな悩める投資ビギナーさんのために、投資で失敗しないための鉄則をファイナンシャルプランナーの深野康彦さんが教えてくれました。

鉄則1:100万円が虎の子なら、投資は絶対にダメ!

まず大前提として、投資をしてもよいのは余裕資金だけです。全財産が100万円の人が、一発逆転を狙って投資に全額をつぎこむなんてもってのほか。

少し前までは月収の3カ月分と言っていましたが、今のように先の見えない世の中なら、イザという時のために最低でも100万円、できることなら200万〜300万円は預貯金などの安全資産で確保しておいてほしいです。

100万円の虎の子を確保した上でさらに余裕資金ができたなら、はじめてそのお金で投資がスタートできるのです。

鉄則2:余裕資金が多いほど「待てる」から、失敗の可能性が小さい

投資をするために、なぜそんなにたくさんの安全資産を確保しないといけないのでしょう?

株価は上がったり下がったりするもの。仮に買った株が値下がりしたとします。資産に余裕がなければ生活費を捻出するために、たとえ損が出ても株を売る必要に迫られるでしょう。

逆に、下がった株以外にも生活費に充てられる十分な資産があれば、株価が再び上昇するまで保有したまま待つことができます。余裕資金が多いほど不本意な損切りをする必要がなく、投資で失敗する可能性が小さくなるのです。

鉄則3:積立投資なら迷わず投資デビューできる

多くの投資ビギナーが、一度に多額の投資をして失敗しています。まずは少額からはじめて投資商品の値動きに慣れてみましょう。

今おすすめできる投資商品は、商品の分かりやすさや、手数料・税金の安さから見て、株かETFのどちらかです。少額で日本株全体に分散投資できる、日経平均またはTOPIX連動型の投資信託の積立投資からはじめるとよいでしょう。

積立投資は、一度設定すれば自分の意思とは関係なく自動的に、株価が高い時は少しだけ、株価が安い時はたくさんの株を買うことができます。株価は絶え間なく動き続けていますが、長期的に積立投資をしていけば、ストレスなく時間分散ができるのです。ですから買い時を心配せずに、今すぐにはじめてもかまいません。

これまでコツコツ続けてきた積立貯蓄があるのなら、その一部を積立投資にまわしてはどうでしょう。たとえば毎月2万円の積立を続けていた人なら、1万円は今まで通り銀行の積立貯蓄を続け、もう1万円で積立投資をはじめるのです。

やはり現預金は多めに確保しておいてほしいので、これまでに貯めた積立貯蓄を切り崩したり、積立をすべてストップしたりして投資にまわすことはおすすめしません。

鉄則4:実は、ボーナス時期は株の買い時ではない

少額投資で株の値動きに慣れて、200万〜300万円の余裕資金が確保できたら、個別株やETFに挑戦してみましょう。

株価は需給で決まります。つまり、買いたい人がたくさんいる時は値上がりし、売りたい人がたくさんいる時は値下がりします。そう考えると、みんなの資金が潤沢なボーナス時期は、多くの人が株を買いたい時期ですから、株価はすでに値上がりしてしまっている可能性が高くなります。

みんなが買いたい時は買わずに、買いたくない時に買う。投資で成功するためには、人のウラをかくくらいの心構えがあってもよいのです。

市場の先行きが読みづらい今は、慎重すぎるくらいの慎重さが必要です。繰り返しになりますが、十分な余裕資金を持って、まずは少額からはじめること。そして投資額を増やす時も、時間分散と銘柄分散を心がけていけば、大きな失敗を回避できるはずです。

監修/深野康彦(ファイナンシャルプランナー)

マネープランクリニックでもおなじみのベテランFPの1人。さまざまなメディアを通じて、家計管理の方法や投資の啓蒙などお金周り全般に関する情報を発信しています。All About貯蓄・投資信託ガイドとしても活躍中。

取材・文/長島美樹
(文:All About 編集部)

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