NHKが中森明菜に出演交渉か どうなる目玉不在の今年の紅白

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2022年08月12日 12:20  AERA dot.

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写真中森明菜
中森明菜
 2022年も早や5カ月を切ったが、毎年この時期から音楽業界で注目を集めはじめるのが「NHK紅白歌合戦」だ。大晦日に放送されるだけに時期尚早の観もあるが、大手レコード会社のスタッフは、こう明かす。


中森明菜ジャケ写で振り返る40年【写真30枚】
「近年は今くらいの時期に“夏の紅白”とも呼ばれ、『紅白』の出場歌手や司会の選考とも関連性があるNHKの大型音楽番組『ライブ・エール』が放送されています。今年は8月6日に放送され、宇多田ヒカルさんが約4年ぶりに同局の音楽番組に出演したり、『純烈』が上島竜兵さんの死去で2人態勢となった『ダチョウ倶楽部』とのユニット『純烈&ダチョウ』として登場して話題になりました」


 この2組やお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良とともに司会を務めた同局の桑子真帆アナウンサーに関しては、早くも「紅白」出場が有力視されているという。


 昨年の「紅白」は視聴率で歴代最低を更新する大惨敗を喫し、一部では打ち切り説まで取り沙汰されるなど今年の巻き返しは必至となっている。


「一昨年はコロナ禍による感染対策により初の無観客開催となり、演出面もかなり制限されましたが、2年ぶりに世帯平均視聴率40%を超える健闘を見せました。そうした中、昨年は2年前と同じくコロナ禍による“巣ごもり需要”が期待できることや強力裏番組である日本テレビの『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけない』シリーズの放送休止といった追い風もあり、一昨年以上の視聴率が狙えると期待されていたんです」(前出のレコード会社スタッフ)


 ところが、ふたを開けて見れば午後9時からの第2部の平均世帯視聴率は34.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前年から6.0ポイントも落とし、歴代最低記録を更新してしまったのだ。


 さらに、今年の5月にはNHKの職員有志による「前田会長よ、NHKを壊すな」と題したレポートが「文藝春秋」に掲載され、その中にはNHKの前田晃伸会長が「紅白」を打ち切りにする方向で進めているといった内容もあった。当の前田会長本人は同月の定例会見で「紅白」に関する報道を否定したが、「先の参院選でもNHK党が存在感を放つなど、受信料の件もあってNHKや『紅白』に対する視聴者の風当たりは年々厳しさを増している印象です」(同レコード会社スタッフ)


 こうした事情もあり、今年の「紅白」は例年以上に“数字”が求められることになりそうだが、現状はお世辞にも芳しい状況ではないようだ。


 音楽ライターはこう話す。


「今年も世代を超えて愛されるようないわゆる国民的ヒット曲はまだ出ていませんし、そもそも目立った新曲すらパッと浮かばない。本来であれば、先日に“最後のテレビ出演”が話題を呼んだ吉田拓郎さんや一部女性誌で引退準備が報じられた井上陽水さんといった大物歌手を投入したいところでしょうが、現実は厳しそうです」


 そうした中、NHKサイドが今年の「紅白」の目玉として密かにサプライズ出演を期待しているのが歌手の中森明菜だという。


 今年デビュー40周年を迎えた中森明菜といえば、7月9日に同局で放送された「中森明菜 スペシャル・ライブ1989 リマスター版」が再放送されて大きな注目を集めたばかり。


「今回放送されたのは明菜さんがデビュー8周年を記念して、デビュー曲『スローモーション』から1989年リリースの『LIAR』までのシングル24曲を歌唱した89年4月のライブの模様を高画質の映像にリマスターしたものです。明菜さんにとってもシングル曲だけを歌った珍しいライブでファンの間では“伝説のコンサート”として今も語り継がれています」(前出の音楽ライター)


 今年4月にNHKのBSプレミアム・BS4Kで1度放送されたが、わずか3カ月を経てNHK総合での再放送となった。


「4月の放送後の反響の大きさを受けて今回の再放送が決まったそうで、改めて明菜人気の高さを見せつけられた格好です。そこで浮上しているのが『紅白』への担ぎ出しです。そもそも、明菜さんは14年の『紅白』に米ニューヨークのスタジオからの生中継という形でサプライズ出演しましたが、約4年5カ月ぶりの復活ということもあって当時は大きな反響を呼びました。ここ5年ほど公の場の立っていない明菜さんが再び『紅白』のステージに立つとなれば大きな反響を呼ぶのは間違いないでしょう」(同音楽ライター)


 実際、同局の局員からはこんな話も聞こえてくる。


「4月の時もそうでしたが、7月の再放送に関しても放送後にはNHKふれあいセンターなどを通じて視聴者の皆さんから珍しくお褒めの言葉を多数頂いたようで、局内でも話題になっていました。ここ5年ほど目立った活動はしておらず体調の問題もあるんでしょうけど、出来ることならまた『紅白』に出演してほしいですし、番組担当が水面下で出演交渉に入ったといった噂も流れています」


 中森明菜への出演交渉について、NHK広報局に事実関係の確認を求めたが、「個別の番組の制作過程についてはお答えしておりません」との回答が返ってきた。


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  • そりゃあ、明菜がまた歌ってくれるなら嬉しいよ。でも全盛期ほど歌えないのは確かだし、ファン以外が聞いて納得できるとは思えない。
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