現在39歳のデフォー氏はウェストハムでデビューを飾り、2004年2月にトッテナムへと完全移籍。2008年1月にポーツマスへと完全移籍したが、その1年後に“スパーズ”へと復帰し、2014年2月にトロントFCへ移籍するまで同クラブで活躍した。トッテナムでは公式戦通算363試合に出場し、クラブ歴代6位となる通算143ゴールを記録した。
イングランド代表では2004年にデビューを飾り、57キャップを数えた。2010年のFIFAワールドカップ南アフリカでもゴールを挙げるなど、通算20得点をマークした。
トッテナム退団後は、サンダーランドやボーンマス、レンジャーズでもプレー。サンダーランドに在籍していた2022年3月にスパイクを脱いだ。
また、ピッチの外でのデフォー氏は慈善家として知られている。サンダーランド時代には、小児がんと闘いながらも同クラブを応援したファンのブラッドリー・ローリー君（※闘病生活の末、2017年7月7日に6歳で逝去）と親交を深め、小児がん患者をサポートする『ジャーメイン・デフォー財団』は2018年に大英帝国勲章（OBE）を受章した。
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