バルセロナはようやく新加入選手たちの登録が一部完了したようだ。12日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
13日にラ・リーガの開幕節となるラージョ・バジェカーノ戦を迎えるバルセロナだが、財政問題の影響から今夏の移籍市場で獲得した選手たちや新契約を締結した選手たちの選手登録ができないことが問題となっていた。
そこでバルセロナは12日にオーディオビジュアルプロダクションを運営する『Orpheus Media(オルフェウスメディア)』に『Barça Studios (バルサスタジオ)』の24.5パーセントを1億ユーロ(約137億円)で売却したことを発表。これにより、登録ができていなかった選手たちの登録が可能となったようだ。
ラ・リーガは12日にデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(チェルシーからフリー移籍)、コートジボワール代表MFフランク・ケシエ(ミランからフリー移籍)、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルンから完全移籍)、ブラジル代表FWハフィーニャ(リーズから完全移籍)の選手登録が完了したことを明らかにしている。
また、今夏に新たに契約を更新したフランス代表FWウスマン・デンベレとスペイン代表DFセルジ・ロベルトも登録できていない状況だったが、両選手も登録が完了した模様。一方で、フランス代表DFジュール・クンデ(セビージャから完全移籍)は未だに登録できておらず、ラ・リーガ開幕節は欠場することになりそうだ。