積極果敢な補強で話題をかっさらうノッティンガム・フォレスト。今度はブライトンのフランス人FWニール・モペイ獲得を狙うようだ。13日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。
同紙によると、チームを率いるスティーブ・クーパー監督は、ストライカーの獲得を狙っているとのこと。すでにウニオン・ベルリンからナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニィを獲得し、ワトフォードの同代表FWエマニュエル・デニスの移籍成立も間近に迫っているが、ここにモペイも加え、攻撃力強化を目論んでいるようだと伝えられている。
なお、モペイは移籍交渉のため、13日に行われるニューカッスル戦を欠場する予定であるとのこと。移籍金1500万ポンド(約24億円)を提示されたという報道もあることから、移籍成立に近づいていることがうかがえる。
現在25歳のモペイは、ニースの下部組織出身。サンテティエンヌとブレストでのプレーを経て、2017年にブレントフォードへと加入。2018−19シーズンには25ゴールを挙げる活躍を見せ、自身はブライトンに“個人昇格”を果たした。加入直後のシーズンでは、アーセナルとの一戦でドイツ代表GKベルント・レノに悪質なタックルを仕掛け、同選手に膝のケガを負わせたあと決勝点を奪い、試合終了後にはフランス代表MFマッテオ・ゲンドゥージに喉を掴まれるなどして話題となった。これまでプレミアリーグでは102試合に出場し、27得点をマークしている。
イングランド代表MFジェシー・リンガードや前述のアウォニィを獲得し、モペイに加えてデニスやスイス代表MFレモ・フロイラー、セネガル代表MFシェイク・クヤテの加入も迫っているというフォレスト。プレミアリーグへの昇格組でもここまでの“ウルトラ補強”は前代未聞だろうが、シーズン後の結末は如何に。