王者ミラン、打ち合いを制して白星発進! デ・ケテラーレやオリジらがデビュー

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2022年08月14日 03:32  サッカーキング

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ミランとウディネーゼが対戦した [写真]=Getty Images
2022−23シーズンのセリエAが13日に開幕。王者ミランはホームでウディネーゼと対戦した。

 11シーズンぶりにスクデットを獲得したミランは、新加入のディヴォック・オリジとシャルル・デ・ケテラーレがベンチスタート。サンドロ・トナーリとズラタン・イブラヒモヴィッチが負傷欠場し、ラデ・クルニッチやアンテ・レビッチが先発に名を連ねた。

 先制したのはアウェイのウディネーゼだった。2分、左コーナーキックからジェロール・デウロフェウが高速の浮き球をニアポストの前に供給。ロドリゴ・ベカンが頭ですらして押し込んだ。

 いきなりビハインドを負ったミランだが、7分、ゴール前のルーズボールに反応したダヴィデ・カラブリアがブランドン・ソッピーと交錯してPKを獲得する。テオ・エルナンデスがキッカーを務めると、相手GKの逆を突いてゴール左に突き刺した。

 そして15分、ミランがあっという間に逆転する。カラブリアが右サイドの深い位置から低くて速いクロスを供給。ゴール前のレビッチが右足ダイレクトでボレーシュートを突き刺した。

 その後はミランが主導権を握って時計の針を進めるが、前半終了間際にウディネーゼが試合を振り出しに戻す。ロベルト・ペレイラが右サイドから柔らかいクロスを供給。大外から飛び込んだアダム・マジーナが頭で合わせた。

 同点で折り返すと、後半開始直後にミランが勝ち越す。クルニッチが敵陣中央から左サイドに大きく展開。T・エルナンデスが浮き球で折り返すと、相手DFはクリアに失敗し、ボールがゴール前に流れる。反応したブライム・ディアスがこれを押し込んだ。

 68分、ミランがリードを広げる。右サイドの深い位置でジュニオール・メシアスとB・ディアスが相手にプレッシャーをかけてボールを奪い、B・ディアスがペナルティエリア右からグラウンダーで折り返す。ボックス中央にいたレビッチが合わせて“ドッピエッタ”を達成した。

 ミランのステファノ・ピオリ監督は、71分にデ・ケテラーレら3選手を投入。84分にはオリジとトンマーゾ・ポベガもピッチに入り、3選手がトップチームでの公式戦デビューを飾ることになった。特にデ・ケテラーレはスルーパスで好機を演出するなど、短い出場時間ながら存在感を発揮し、ミラニスタに今後への期待感を抱かせた。

 試合はこのまま終了し、4−2で勝利したミランは白星スタートとなった。次節、ミランは21日に敵地でアタランタ、ウディネーゼは20日にホームでサレルニターナと対戦する。

【スコア】
ミラン 4−2 ウディネーゼ

【得点者】
0−1 2分 ロドリゴ・ベカン(ウディネーゼ)
1−1 11分 テオ・エルナンデス(ミラン)
2−1 15分 アンテ・レビッチ(ミラン)
2−2 45+4分 アダム・マジーナ(ウディネーゼ)
3−2 46分 ブライム・ディアス(ミラン)
4−2 68分 アンテ・レビッチ(ミラン)

【スターティングメンバー】
ミラン(4−2−3−1)
メニャン;カラブリア、カルル、トモリ、T・エルナンデス;ベナセル、クルニッチ(84分 ポベガ);メシアス(71分 サーレマーケルス)、B・ディアス(71分 デ・ケテラーレ)、レオン(84分 オリジ);レビッチ(71分 ジルー)

このニュースに関するつぶやき

  • 開幕戦で新戦力をベンチに置けるくらいサッカーが完成されてるのが今季のミラン プレシーズンから右の攻撃を現存戦力で強化できたのもデカイ。今季はセリエAよりCL重視
    • イイネ!2
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