ラストプレーで執念の勝ち越し弾! インテル、昇格組レッチェを下して白星発進

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2022年08月14日 07:08  サッカーキング

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ダンフリースが終了間際に執念の勝ち越し弾 [写真]=Getty Images
セリエA第1節が13日に行われ、インテルとレッチェが対戦した。

 昨シーズンは最終節まで優勝争いを繰り広げながらも、ライバルのミランにスクデットを譲ったインテル。“王座奪還”を狙う今シーズンの開幕戦は、昨季のセリエB覇者であるレッチェとの一戦に。敵地での初戦に臨むラインナップには、今オフに復帰を果たしたロメル・ルカクが入った。ラウタロ・マルティネスとの2トップでスタメンに名を連ねている。

 試合は開始早々に均衡が破れる。2分、左サイドに開いてボールを持ったフェデリコ・ディマルコがファーサイドへのクロスボールを供給すると、マッテオ・ダルミアンが頭で中央へ折り返す。最後はルカクがヘディングシュートを沈め、インテルがキックオフ直後に先制点を記録した。

 その後はインテルが優勢に試合を進めたものの追加点は生まれず、前半はこのままインテルの1点リードで終了。後半に入ると再びキックオフ直後に試合が動く。レッチェはルカクへの縦パスをカットし、ロングカウンターを発動。フェデリコ・ディ・フランチェスコの落としを受けたアッサン・シーセイがボールを持ち運び、縦へ走っていたディ・フランチェスコへ展開。ディ・フランチェスコがスペースへスルーパスを送ると、最後はシーセイが左足で流し込み、レッチェが試合を振り出しに戻した。

 その後はインテルが同点を目指して攻撃に出るものの、なかなかネットを揺らすことができない。同点のまま試合は後半アディショナルタイムに突入。インテルはラストプレーで右コーナーキックを獲得すると、ニコロ・バレッラがキッカーを務めることに。バレッラからのボールをL・マルティネスが逸らすと、ファーサイドに走り込んだデンゼル・ダンフリースがボールを体に当てて押し込む。執念のラストプレーでインテルが勝ち越しに成功した。

 試合はこのままタイムアップ。インテルは開幕から難しい試合展開を強いられたものの、しっかりと白星を掴み取った。次節、インテルは20日にスペツィアをホームに迎える。一方、レッチェは同じく20日に敵地でサッスオーロと対戦予定だ。

【スコア】
レッチェ 1−2 インテル

【得点者】
0−1 2分 ロメル・ルカク(インテル)
1−1 48分 アッサン・シーセイ(レッチェ)
1−2 90+5分 デンゼル・ダンフリース(インテル)

【スターティングメンバー】
インテル(3−5−2)
GK:ハンダノヴィッチ
DF:シュクリニアル(88分 ホアキン・コレア)、デ・フライ、ディマルコ
MF:ダルミアン(67分 ダンフリース)、バレッラ、ブロゾヴィッチ(57分 ムヒタリアン)、チャルハノール(67分 ジェコ)、ゴセンス(57分 バストーニ)
FW:ルカク、L・マルティネス

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