66歳の私は、10歳年下の妻が62歳までの6年間しか加給年金額をもらえない? なぜですか?

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2022年08月15日 18:31  All About

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写真年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は、妻が62歳までしか加給年金額が加算されないケースについて、専門家が回答します。
年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。今回は、妻が62歳までしか加給年金額が加算されないケースについて、専門家が回答します。
老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。

今回は、妻が62歳までしか加給年金額が加算されないケースについてです。

Q:妻が62歳になると、加給年金は停止といわれました。なぜ妻が65歳になるまでもらえないの?

「私(夫)は現在、60代後半で配偶者加給年金額をもらっています。妻は56歳で働いています。年金事務所で妻が62歳になると、私の加給年金は停止するといわれました。なぜ私は、妻が65歳になるまで、加給年金をもらえないのですか?」(匿名希望)

A:配偶者の厚生年金加入期間などが理由かもしれません

配偶者加給年金額は、配偶者が65歳になると支給停止になりますが、配偶者が65歳になる前であっても、配偶者が障害年金を受けられるときや、老齢厚生年金(加入期間が20年ある等の場合)を受給する権利がある等の場合は、支給停止になります。

相談者が年金事務所で「妻が65歳になる前に、夫の加給年金額が支給停止になる」と案内されたのは、妻の厚生年金加入期間が20年以上ある等で、60代前半でもらえる「特別支給の老齢厚生年金」を受給できると思われたためではないでしょうか。

しかし、62歳から特別支給の老齢厚生年金を受給できる女性は、1960年(昭和35年)4月2日から1962年(昭和37年)4月1日生まれの女性になります。2022年(令和4年)時点における年齢は、60歳から62歳の女性になります。

相談者の妻は2022年(令和4年)時点で56歳とのこと。もし妻が1966年(昭和41年)4月1日までの生まれである場合は、64歳にならないと、特別支給の老齢厚生年金を受給することはできません。また1966年(昭和41年)4月2日以降の生まれである場合は、特別支給の老齢厚生年金は受給できません。つまり妻が62歳の段階では、特別支給の老齢厚生年金は受給できないので、加給年金が停止されない可能性があります。

もう一度、加給年金が停止される時期について、年金事務所で確認してみてはいかがでしょうか。

監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

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