夏の館林より、さらにアツい! 手元から火花噴き上げる「館林手筒花火大会」の圧倒的迫力

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2022年08月15日 20:10  Jタウンネット

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写真夏の館林より、さらにアツい! 手元から火花噴き上げる「館林手筒花火大会」の圧倒的迫力
夏の館林より、さらにアツい! 手元から火花噴き上げる「館林手筒花火大会」の圧倒的迫力
「『これぞ男の仕事』と感じさせる様な迫力」

そんなコメントと共に投稿された写真が、ツイッター上で話題になっている。

熱そう!(画像はあゆ@auki999さんのツイートより)
熱そう!(画像はあゆ@auki999さんのツイートより)

盛大に飛び散る無数の火花の中で、法被に身を包んだ男性が大きな筒を抱えている。見るからに熱くて大変そうだがひるむ様子もなく、どっしり構えるその姿は「カッコいい」の一言だ。

こちらは、東京でレコーディングエンジニアを務めている「あゆ」(@auki999)さんが2022年7月23日に投稿した写真。大迫力の一枚に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「これ・・・マジなのか??」
「迫力ときれいさがぐっと伝わってきます!」
「日本の職人はかっこええ」

これは一体、なにを写したものなのか。Jタウンネット記者は31日、投稿者のあゆさんに話を聞いた。

Jタウンネット記者は31日、投稿者のあゆさんに話を聞いた。

無風状態なら、10メートルほども吹き上がる火柱

あゆさんが話題の写真を撮影したのは23日に群馬県館林市で開催されていた「第23回館林手筒花火大会」でのことだという。

「手筒花火を見ることがこの3年間できなくて、館林の手筒花火は念願の撮影でした。特に手筒花火の発祥は愛知の豊橋で有名ですが、関東ですと群馬の館林は中々の迫力でした」(あゆさん)

館林手筒花火大会とはどんなイベントか。Jタウンネット記者は8月12日、館林市役所つつじのまち観光課・観光振興係主任の矢嶋保紘さんに聞いた。

手筒花火大会の様子(画像は館林市役所提供)
手筒花火大会の様子(画像は館林市役所提供)

「手筒花火大会」という名の通り、同大会の特徴はあゆさんも撮影した筒型の花火。長さ約1メートル、直径20センチほどの竹筒を荒縄で覆った筒から火花が噴き出す。花火を持つのは、地元有志による団体「館林煙硝会」のメンバーだ。

矢嶋さんが提供してくれた大会に関する資料によると、この花火の筒を抱きかかえて火柱を真上に打ち上げる状態を「放揚(ほうよう)」といい、愛知県三河地方の伝統的な文化とされている。

無風の状態だと、10メートルほども火柱が吹き上がる(画像は館林市役所提供)
無風の状態だと、10メートルほども火柱が吹き上がる(画像は館林市役所提供)
「徳川四天王で知られる館林藩の初代藩主榊原 康政(さかきばら やすまさ)が、天文17(1548)年、榊原長政の次男として三河国上野郷(現在の愛知県豊田市)に生まれた縁から、平成11(1999)年4月『つつじまつり』の関連イベントとして、市観光協会が豊橋市在住の手筒花火伝承者谷野泰弘(たにのやすひろ)氏に出演を依頼したことが契機です」(館林市役所提供資料より)

「また来年も行きたくなった」

画像は再掲(あゆ@auki999さんのツイートより)
画像は再掲(あゆ@auki999さんのツイートより)

なお同大会は1999年から毎年行われていたが、過去3年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止されており、22年は3年ぶりの開催となった。

あゆさんは、現地での光景を振り返って

「日本の伝統を大事に身体を張る姿、漢気、とてもカッコ良かったです。また来年も行きたと思える素敵なお祭りでした」

と語る。

館林の夏の暑さにも火花の暑さにも負けないほど「アツい」雄姿は、花火と同じくらい輝いている。

館林煙硝会の母体である江戸神輿同好会「長良睦会」のウェブサイトによると、次の「第24回館林手筒花火大会」は23年7月22日19時30分〜20時30分に開催予定(荒天時は中止)。見逃したくない人は、今からスケジュールを開けておくといいだろう。

このニュースに関するつぶやき

  • 手筒の持ち位置を如何に低くして熱さに耐えるかにプライドかけてる人達いるね。豊橋近辺では、使い終わった手筒は魔除けとして各家の玄関に飾られる。
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