開幕節で2得点！　レンタルから復帰したFWモラタがアトレティコへ思い巡らす「ここで幸せ…」

アトレティコ・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタが、15日に行われたラ・リーガ開幕節ヘタフェ戦を振り返った。16日付でスペイン紙『マルカ』が伝えている。

　今夏にレンタル移籍先のユヴェントスからアトレティコ・マドリードへと復帰したモラタ。15日に行われたラ・リーガ開幕節ヘタフェ戦に先発出場すると、15分に先制点を決める。さらに59分、FWジョアン・フェリックスのパスを受けた同選手は左足でシュートを放ち、ドブレーテ達成。83分にピッチを退くまで躍動したモラタは、アトレティコ・マドリードの3−0の勝利に大きく貢献した。

　3シーズンぶりにアトレティコ・マドリードのシャツを纏ったモラタ。復帰後初の公式戦で2ゴールを決めたモラタは「ここでのプレーとハードワーク、そして多くの大会に出場することが楽しみ。アトレティコに復帰できて興奮しているよ。僕はいつものように、毎試合、チームのために働き、走るしかない」と告白。その一方で、自身の去就が注目を集めていたことについては「結局のところ、マスコミに報道されるのも僕たちの仕事の一部なんだ。ただただ、プレーがしたい。アトレティコは世界最高のクラブのひとつだから、移籍市場での動きに対して、僕はプレー以外で何もできない。ここで幸せだし、これからも取り組み続けたいと思っている」と同クラブへの思いを巡らした。

　また、同試合で3アシストを記録したFWジョアン・フェリックスを称賛したモラタは「彼には、あのラストパスという特別な才能がある」と強調しつつ、「それだけではなく、彼の後ろにいる選手たちも良いパスを送ってくれるから、ハードワークを続けながらスペースへ走り続けなければならない」と献身的な姿勢でチームに貢献することを誓っている。