幼いころは心配してた…「母が産んだたくさんの赤ちゃんは、どこにいるんだろう?」 息子の10年越しカミングアウトにほっこり

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2022年08月16日 19:40  まいどなニュース

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写真幼い息子に誤解されていた、助産師のお仕事(VectorRocket/stock.adobe.com)
幼い息子に誤解されていた、助産師のお仕事(VectorRocket/stock.adobe.com)

「中学生の息子から突然の衝撃のカミングアウト!子どもの頃、母がお産行ってくる!と出てくたびに私がお産しに行ってると思ってた…私が帰って来ても赤ちゃんいないし、母が産んだたくさんの赤ちゃんどこにいるんだろ⁉︎と心配してたらしい。びっくりしたけど、話してくれて嬉しかった!ありがとう♡」
と、投稿されたツイートに注目が集まりました。

【画像】投稿された実際のツイートを見る

 息子さんは、お母さんが産んだ自分の兄弟たちの所在を心配しつつ、いつか会えると思っていたのでしょうか。複雑な気持ちを想像してしまいます。もちろん、お母さんがたくさん産んだわけではなく、助産師さんとしてお仕事に行かれていただけなのです。

助産師のお母さん、仕事のたび息子は、母本人が赤ちゃんを産んでいると思っていた!?

「めっちゃ気軽に子供産んでるみたいになってる 『お母さん、赤ちゃんどうしたんだろう…?』ってずっとドキドキしてたんでしょうね」
「誤解が解けて良かった!」
「めっちゃビックマムじゃないですか!!」
「可愛すぎて癒されます」
「母が、お産のママさんと一緒に産んだたくさんの赤ちゃん達は、それぞれの家庭で育ってるでしょうね〜」
「子供の発想って可愛いね」
「可愛すぎて笑ってしまいました。心配してくれる優しい息子さん素敵!」
などとリプライが集まり、ツイートは6.1万を超える「いいね」がつきました。

 この勘違いは助産師さんあるあるらしく「私も 子どもに 陣痛きた!とかお産してきまーすって 話してましたよ!」「私も助産師です。同じことを娘に言われました〜」というコメントがありました。

 「たくさんの兄弟の中でなんで自分と姉だけが選ばれたんだ⁉︎と思ってたようで…ホラーです」とコメントしていたお母さんの「Hyangmizu(@hyangmizu)」さんにお話を聞きました。

──息子さんが、赤ちゃんをたくさん産みに行っていると思っていたのは何歳くらいの頃の話なのですか?

 おそらく就学前3歳〜6歳頃の記憶かと思います。その頃までは、赤ちゃんを心配していたそうです。

──当時、どのくらいの頻度でお産に行かれていたのですか?

 不定期ですが、月3〜4回は呼び出しがありました。

──ということは、月に3人くらい兄弟が増えていると思っていたのですね(笑)。お産に行っているという本当の意味を理解したのはなぜなのでしょう?

 私から自分の仕事について説明した事はありません。小学校で産科の先生や助産師を招いての性教育などがあり、助産師の仕事内容について知って、母がお産してるんじゃないんだと分かったようです。

──なるほど。今になってカミングアウトするきっかけがあったのですか?

 まったくきっかけなどなく、家族で自宅のソファで寛いでいる時に突然のカミングアウトでした。突然昔のことを思い出したのかな?

「思春期の息子が、子どもの頃の話を自らしてくれた事が嬉しかった」

──聞いたときはどう思われましたか?

 思春期の息子が、子どもの頃の話を自らしてくれた事が嬉しかったです。私が呼び出しで出かけるたびに、私がお産をしている、兄弟がいっぱいいるはず、と思っていた事がびっくりで、息子からのカミングアウトがなければ、きっとずっと知らないままだったと思うので
とても嬉しく有難い気持ちになりました。

──お姉さんもいらっしゃるようですが、お姉さんも同じように思っていたのでしょうか。

 2歳違いの姉(15歳)がいますが、そういう誤解は一度もなかったと、弟の話を聞いて大笑いしてました。姉は小さい頃から私の仕事について理解できているようで、呼び出しから帰ってくると「元気な赤ちゃん生まれた?」とよく聞いてました。

──姉弟でも違うのですね。ツイートが話題になりました。

 気軽につぶやいただけなのに話題になりびっくりしました! 親が学校や塾の先生だと勉強しに行ってると思ってたなどのリプライを頂き、なるほど!と子どもの発想、想像力に驚きました。

幼い子どもは両親の仕事について、意外と誤解してるかも?

 リプライには、ほかの仕事でも、子どもに誤解されていたというコメントがありました。

「私も父親が『学校行ってくる』と行くので生徒だと思ってました笑」

「私の場合は父が建築関係で仕事が常に忙しく帰宅するのが1か月に1日ほどで普段は会社の独身寮で寝泊まりしていました。解体工事のある日は『バラし』と呼び『殺し』と予定表に書いていて給料が人並み以上に良くかつバラツキがあるので暴◯団か殺し屋だと小学生低学年まで信じてました。」

「私、塾講師なんですが、仕事に行く時子どもたちに『塾行ってくる』と言って出かけていたら、ある日小学生の息子に『お母さん塾で何勉強してるの?』って聞かれたことあります。勉強してるんじゃなくて、教えてるのよ…と言って初めて真実に気づいたみたいです」

「母親がマネキン(試食販売)の仕事してまして、マネキンの仕事行ってくるって言うんで、しばらく身動きひとつせず立ってるんだと思ってましたw」

 このように思わぬ誤解を招いているかもしれないので、お子さんにはあらためて自分の仕事内容を説明してみてもいいかもしれませんね。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)

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