『テッパチ!』町田啓太、芝居を超越した魂の叫びに涙

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2022年08月16日 20:10  ドワンゴジェイピーnews

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「俺はこいつらと…こいつらと最後まで、やり遂げるって決めたんだよ!」

まさに魂の叫び。とにかく宙を演じる町田啓太が、えげつないぐらい格好良かった『テッパチ!』第6話。最終訓練で見せた揺るがない決意、母との邂逅(かいこう)に訓練生の卒業と涙涙、もうひとつおまけの涙の第一部最終回であった。

※以下第6話ネタバレあり

シリアス回とは思えないほど、冒頭は第一班による飲み会から始まった。ビールを片手に、ちょっとほおを赤らめて酔っぱらった宙が、なんとも新鮮。この笑顔は第一班メンバーと打ち解けたからこそ見られる笑顔。ちなみに宙は酔っぱらうと、物まねをする癖があるらしい。馬場(佐野勇斗)に冬美教官(白石麻衣)とのことを突っ込まれ、戸惑う表情もなんともいえない。ちなみに馬場は酔っぱらうと、親父ギャグを連発するようだ。



癒しのひと時を終えると、本編スタート。自衛官候補生の教育終了まで、残すところあとわずか。そんな中、宙の母親が事故にあったと母の再婚相手から連絡が入る。だが、宙は母のもとへと向かわず、実際の戦場を想定した2日間の総合訓練に参加した。学生時代、傲慢なプレーで仲間から反感を買ってケガした傷心の宙へ、再婚報告をした母親へのわだかまりもあったかもしれない。でも、それ以上に宙は自分の居場所を作ってくれた仲間へ感謝の思いが強かったに違いない。その証拠に宙はバディの馬場には事情を話している。「俺のことがジャマなんだ」と本音までのぞかせている。以前の宙だったら、自分の弱みを見せることは決してなかったはずだ。それだけ仲間たちへの思いが強いということ。

宙が続行した野外での戦闘訓練は本格的。走ってほふく前進、再び走って銃を撃つ。ひじも膝もかなりきつそう。一瞬、母親のことを思ったのか、訓練がきついのか宙の表情が曇ったときがあった。同時に雨が降ってくる。泥だらけになりながらも、ほふく前進を続ける宙の心はいかばかりだったろうか。そこへ八女教官(北村一輝)が駆け付け、母親が危篤だと伝えられる。「すぐ病院へ行け!」という八女教官の言葉を無視し、ほふく前進を続ける宙。そんな宙を抱え起こした八女教官を真っすぐに見つめた宙は「俺は!」と自らの思いを告げた。


「俺はこいつらと…こいつらと最後まで、やり遂げるって決めたんだよ!」


泥だらけになった顔に雨が容赦なく振り付ける。しかし、目がうるんでいた。その決意は、今まで必要とされなかった自分を認めてくれた“仲間たち”へ向けた言葉ともいえるだろう。SNSでは「このドラマの座長として懸命にみんなを引っ張ってきた町田くんとも重なってもう二重に泣けてしまう…」「セリフだけど、セリフじゃなくて町田座長としての心の叫びだよね。涙も演技じゃないよね」など、町田自身の思いとして受け取った声が多く寄せられた。

徒歩行進訓練では、崖から滑り落ちた丸山(時任勇気)と一緒に最後まで全員で踏破。ゴールを前に旗をもった宙を先頭にして満身創痍の第一班が姿を現す。ゴールラインで横一線に並び、メンバー全員の顔を見たとき、宙はすがすがしい笑顔を見せている。ゴールラインをまたいだとき、本当に第一班の心が繋がった瞬間といえそうだ。

仲間にうながされ、母親のもとへと駆け付ける宙。そこには、もう過去のわだかまりでひねくれてしまった宙はいない。素直に母親を心配する姿があった。峠を越えたことを知らせれ、「よかった」という宙は、本来の自分を取り戻したといえるだろう。母に「1人じゃねぇよ、仲間がいる」と語りかけた宙の言葉。ちょっと照れながら、笑顔を浮かべる表情がたまらない。


最後は自衛官候補生課程修了式。そこで八女教官のみんなにかけた言葉がにくい。ひとりひとりに言葉をかけ、荒井(佐藤寛太)の前に八女教官がきたとき、すでに荒井は号泣状態。宙と同様、最初は誰とも打ち解けようとせず、荒れていた荒井のキレイな涙は心にくるものがある。

そして八女は宙に「みんないい顔してる。お前のおかげだ。お前はどこに出しても恥ずかしくない、俺の自慢の教え子だ。これからも、お前らしく、突っ走っていけよ」

最初は必死に涙をおさえていた宙だが、もうおさえられない。宙が一番欲しかった言葉がここにある。「八女中隊長、ありがとうございました」と敬礼する宙に、こちらも涙がおさえられず、思わず敬礼してしまった。まさに第一部最終回にふさわしいストーリーだった。

SNSでも「逆風の中の座長、やりぬいたね。6話、最高でした」「もしかして座長として頑張ってきたまっちーに向けて贈ってくれた北村さんのアドリブだったのかなぁ?なんて思ってまた涙」「町田くんの泣き腫らした目。こんなの見たの初めてだ」「第1部完結。泣きまくった(涙)」「ヤンチャな荒井の涙で号泣」「荒井の号泣につられて大泣き」「本当の卒業式みたい」と涙の声続出。


次回からは晴れて自衛官となった宙と新たなメンバーも登場。楽しみで仕方がない。


文:今 泉

第7話あらすじ

厳しい訓練を乗り越え、晴れて自衛官となった国生宙(町田啓太)は、候補生のときに同じ班の仲間でバディでもあった馬場良成(佐野勇斗)とともに普通科隊員として南関東駐屯地に配属される。そんな宙たちの前に、教官だった桜間冬美(白石麻衣)が現れた。1尉に昇級した冬美も、普通科隊員として宙たちと同じ駐屯地に異動になったのだ。「今日からはあなたたちの上司よ。候補生のときは少々甘い態度を取ったこともあったけど部下に対してはそうはいかないから」と冬美は、宙たちに忠告する。

若干の不安を抱きながら隊舎に向かった宙と馬場を待っていたのは、先輩自衛官たち――班長で1曹の大木隆之(久保田悠来)、バツイチで大木の次に古株の金子慎也(桐山漣)、大木いわく駐屯地イチの爽やかイケメンだという風間速人(工藤阿須加)、年齢は班内で一番年下だが優秀な野村晴樹(結木滉星)の手荒い歓迎だった。先輩たちからのイタズラに耐えつつ、押し付けられる雑用をこなしながら日々の厳しい訓練に明け暮れる宙たち。そんな折、宙と馬場の歓迎会が行われることになる。そこで宙は、自衛隊にも部活があり、ラグビー部もあることを知るが…。

そんな中、災害派遣要請を受けた冬美や大木班の一同は、現場へ出動する。初めての避難誘導に戸惑ってしまう宙と馬場。そこには、避難していた一般人のオリンピック候補生・芝山勝也(水沢林太郎)がいて……。



『テッパチ!』

毎週水曜  よる10時から放送

©フジテレビ









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