引退表明した内海哲也へ解説陣から労いの言葉 西武で過ごした3年は貴重な財産に

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2022年08月17日 06:50  ベースボールキング

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西武・内海
◆ 谷沢氏「いい考える時間を与えてもらったと思うよ」

 西武の内海哲也投手(40)が16日、球団を通じて今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 内海は敦賀気比高から社会人の東京ガスを経て、2003年ドラフトの自由枠で巨人に入団すると、11年と12年に最多勝に輝くなど、巨人のエース左腕として活躍。19年オフにFA移籍に伴う人的補償として西武へ移籍し、プロ通算19年間で332試合(2004回2/3)、135勝104敗、1517奪三振、防御率3.24の成績をマークした。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の齊藤明雄さんは、「19年もプロでやってきて、朝起きて肘・肩・身体の状態を見なきゃいけなくて相当苦労したと思う」と話し、緊張感ある毎日を過ごしてきたであろう内海を労った。

 また、同じく番組に出演した谷沢健一さんは「角度のあるストレート、それとカーブが良かったよね」と、球界屈指の左腕にまで上り詰めた全盛期のパフォーマンスを振り返りつつ、近年は少年野球のグラウンドで“父親・内海哲也”と顔を合わせていたことを告白。

 「西武に行った3年間は、よく少年野球のグラウンドで会いましたよ。非常に和やかな雰囲気。息子さんが野球をやっていてね…。どこか野球を達観したような、そんな3年間を西武で過ごしたんじゃないかな。いい考える時間を与えてもらったと思うよ」と話し、移籍後に過ごした時間が一野球人として貴重な財産になると続けた。

 また、番組MCとして出演した大久保博元さんは、「終わりじゃなくて、これからスタートするために、みんなが応援する時が来たんだなと思って送り出し、迎えたいなと思いますね」と、セカンドキャリアでの活躍を願った。

 球団広報によると、9月の試合開催日に引退会見と引退セレモニーを実施する予定とのこと。内海は「来月には記者会見を行い、その場で感謝の言葉を直接お伝えしたいと考えています。19年間本当にありがとうございました」とコメントを寄せている。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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  • 今の時代、「同一球団orリーグ」の野球しか知らないよりも、様々な野球を経験した選手の方が、良い指導者になっている。それがこの20年のセパ格差にも繋がった。>続く
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