「小学生の夏休み川柳2022」優秀作品発表 - 「絵日記の ネタが切れるの ●●●」

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2022年08月17日 12:21  マイナビニュース

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ベネッセコーポレーションの提供する、小学生の学習・生活を支援する通信教育講座「進研ゼミ小学講座」は、全国の小学生の会員(小学3〜6年生)から「夏休み」をテーマにした川柳を募集。編集室と小学生4,796人の投票で選ばれた優秀作品と、作品から見えてくる小学生の「コロナ禍3度目の夏休み」について発表した。



募集期間は2022年7月13日から24日までの間で、「楽しみ」「切ない」「クスりと笑える」の3部門合計で8,794句が集まった。



○■「小学生の夏休み川柳 2022」大賞・優秀賞 −編集室選−



【大賞】【優秀賞:楽しみな夏休み部門】


【優秀賞:切ない夏休み部門】


【優秀賞:クスりと笑える夏休み部門】 


【特別賞】


○■「小学生の夏休み川柳 2022」優秀賞 −小学生選−



【楽しみな夏休み部門】


【切ない夏休み部門】


【クスりと笑える夏休み部門】


○■応募作品8,794句から見える「コロナ禍3度目の夏休み」夏の風物詩が復活!



「小学生の夏休み川柳」の実施は今年で3回目を迎えた。初年度の2020年は応募作品の約20%に「コロナ」という言葉が使われていたのに対し、昨年は8.4%、今年は約5.5%と減少傾向にある。



今年の特徴は、ニューノーマルな生活の中で「夏の風物詩」を描写する作品が増えたこと。「祭り」という言葉が使用されている作品は、昨年は全体の1.8%だったのに対し、今年は3.2%に増加していた。具体的な情景を想像させる作品も目立つことから、各地で復活する夏祭りを子どもたちが楽しむ様子が見える。



「旅行」も昨年は2.2%だったのに対し、今年は3.7%に増加し、久しぶりに旅行に行くのを楽しみにする声が多く見られた。



テーマとして最も多かったのは「宿題」で、昨年の18.8%から29.3%に増加し、全体で2580件にのぼった。夏休みの子どもたちの例年の気がかりとして、宿題の多さを嘆いたり、がんばりたくてもつい後回しにしてしまったりする切実な想いが伝わってきる。



「自分なりに好きなことを見つけて楽しむ」情景を表す作品も多く見られた。好きな人・好きなことに没頭する「推し活」に励む様子を表現する作品も目立ち、久しぶりにイベントやライブが開かれることを心待ちにする声が寄せられていた。昨年頻出だった「ゲーム」の割合は半減(昨年:3.1%、今年:1.5%)しており、外出する機会が増えている様子もうかがえる。

「マスク」着用や「オンライン」授業やゲームといったニューノーマルな日常をユーモラスに切り取っていたり、夏休みの情景を「コロナ禍」ならではの語彙を使用して表現していたりと、コロナ禍3度目の夏、子どもたちが明るくたくましく過ごす様子が伝わってくる。



■ニューノーマルな日常をユーモラスに切り取る作品


習いごと ほとんどリモート 下パジャマ (三重県 小6)

マスクつけ 遊びに行ったら マスクやけ (福岡県 小4)



■定番の「宿題」について、コロナ禍ならではの語彙を使って表現している作品


夏休み 宿題だけは ディスタンス (静岡県 小6)

コロナにはワクチン 休みはちょうラクチン (宮城県 小5)

帰省もね 規制なんだ ガチぴえん(ToT) (千葉県 小5)



■久しぶりの夏のイベントを味わう様子を表している作品


夏祭り 3年ぶりで ニコニコだ (奈良県 小6)

お祭りが なくてゆかたが あーちっちゃい (大阪府 小5)

飛行機で 今年は見るよ あの景色 (神奈川県 小3)



■「推し活」に励んだり、好きなことをしたりする情景を表す作品


推し様が 夏のライブで 輝くよ (埼玉県 小6)

パラダイス 夏は推し活 尊すぎ (神奈川県 小6)



○■「小学生の夏休み川柳 2022」優秀賞 −小学生選− 選出理由



小学生4.796人の投票で決まった優秀作品について、選出理由の声からは小学生のリアルな心情が垣間見られる。以下にその一部を紹介している。



【楽しみな夏休み部門】 


・タブレットで宿題をしたら、答えを調べたりできて、とってもべんり。

・私の小学校もタブレットの宿題で同じだから。

・自由研究をタブレットでまとめていいよって言われてマジ神。



【切ない夏休み部門】


・夏休みが終わっちゃう切なさが分かる!

・夏休みがもう終わると思ったり、やべっ!宿題残ってる!と思ったりするとめくりたくないな〜と思うよね〜!

・終わりはさみしいから同感しました。めくったらそこは学校。



【クスりと笑える夏休み部門】


・たしかに、ずっとそうめん食べてるから(笑)

・私も、ずっとそうめんがでて、もういいよーって思ったことがあるのでとても共感したから。それに、関西弁のツッコミがあって面白いと思ったから。

・「そうめん」と「ええねん」で韻を踏んでるのが良いと思ったし、リズム感がいいから。



同社では、「『進研ゼミ小学講座』は、川柳作品からも見えてくる、コロナ禍の中でも日々を前向きに過ごす小学生の生活や気持ちに寄り添い、一人ひとりの目標や学びの環境、モチベーションに合った教材サービスを提供することで、学習習慣の定着と確かな学力向上を実現してまいります」とコメントしている。(エボル)
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