マンU、給与面の隔たりからラビオ獲得は断念か…カゼミーロ、カイセドをリストアップ?

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2022年08月17日 16:34  サッカーキング

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ラビオ(中央)を断念したマンUがカゼミーロ(左)とカイセド(右)をリストアップ? [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uがユヴェントスに所属しているフランス代表MFアドリアン・ラビオの獲得を断念した模様だ。イギリスメディア『BBC』が報じている。

 今オフ、マンチェスター・Uはフランス代表MFポール・ポグバや元セルビア代表MFネマニャ・マティッチなど中盤の選手の退団が相次いだ。デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンを新戦力として迎え入れたものの、エリック・テン・ハフ監督はさらなる中盤の強化をリクエストしており、ラビオが候補として浮上していた。マンチェスター・Uはラビオの移籍交渉に関して、1500万ポンド(約24億円)の移籍金でユヴェントスとのクラブ間合意に達していたという。しかし、マンチェスター・Uの評価額とラビオ自身が要求する給与に開きがあったことから、個人条件で合意できず。交渉進展のためには、ラビオ自身が現状の要求額を下げる以外に道はなさそうだ。

 ラビオの獲得交渉が再び動き出す可能性は排除できないが、現在マンチェスター・Uは別の選択肢を検討しているとのこと。イギリスメディア『テレグラフ』の報道によると、レアル・マドリードに所属しているブラジル代表MFカゼミーロに関心を示している模様だ。同メディアによると、マンチェスター・Uは5000万ポンド(約81億円)を準備しているという。

 しかし、レアル・マドリード側にカゼミーロ売却の意思はない。スペインメディア『アス』によれば、クラブを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、今夏に加入したフランス代表MFオーレリアン・チュアメニが現時点では完全にフィットしていないことから、カゼミーロを必要不可欠な戦力としている。昨年8月にはクラブとの契約を2025年夏まで延長したことから、マンチェスター・Uがこの取引を成立させるのは難しいと見られている。

 また、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、マンチェスター・Uはブライトンに所属しているエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得も検討しているようだ。しかし、ブライトンは「適切な時期に適切な価格で売却すること」をポリシーとしており、移籍金の減額などには応じないという。現行契約が2025年夏までとなっていることから、ブライトンは決して低くはない移籍金を要求するだろう。

 夏の移籍市場閉幕まで残り約2週間となっている中、マンチェスター・Uは中盤の新戦力を確保することができるのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。

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