カニエ・ウェスト、「Yeezy Gap」の新ラインをゴミ袋に入れて販売し非難殺到

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2022年08月17日 18:21  Techinsight Japan

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Techinsight Japan

新ラインをゴミ袋に入れて販売したカニエ・ウェスト
カニエ・ウェスト(45)と「ギャップ(GAP)」のコラボによる「イージーギャップ(Yeezy Gap)」の新たなラインが、ゴミ袋に入れて販売されていることが明らかになった。カニエ自身のアイデアだというこの陳列の仕方に、SNSでは非難が殺到している。

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カニエ・ウェストが「イージーギャップ」から発表した新ラインは、カニエと「バレンシアガ(Balenciaga)」のデザイナー、デムナ・ヴァザリアがコラボした「Yeezy Gap engineered by Balenciaga」だ。

現地時間7月23日に米ニューヨークのタイムズ・スクエアにある「ギャップ」の店舗で販売開始し、その後は米国全土でセレクトされたブランドの45店舗で販売されている。

しかしカニエが提案したというアイテムの陳列方法が、SNSで大きな非難の的となったのである。

「little miss」というユーザー名のオーエン・ラングンさん(Owen Langan)がツイッターに投稿した写真では、店内の中央に3つの黒いゴミ袋が無造作に置かれ、その中に畳まれていない洋服がぐちゃぐちゃに積まれていた。

オーエンさんは投稿で、カニエの商品が売られている状態についてこう説明した。

「イージーギャップはこうして売られている。販売員によると、カニエはアイテムがハンガーにかけられているのを見て激怒し、この陳列方法を要望したそうだ。」

そして「ギャップ」における店員の接客について、このように伝えた。

「彼らは、みなさんに合うサイズの服を探すのさえも手伝ってくれないよ。ただひたすら、ゴミ袋の中をあさるしかないんだ。」

カニエは12日に自身のInstagramで、黒い画面に「子供達に目を向けろ。ホームレスに目を配るんだ。すべてのデザインの最大のインスピレーションとして」と記していた。

カニエのアイテムがゴミ袋で販売される写真が流出すると、SNSでは「カニエは、ギャップで節約したい人達の心を掴んだね」「イージーギャップで働くのは地獄かも」「カニエのギャップ・コレクションは、社会的実験だと思う」と冗談交じりのコメントが相次いだ。


この他にも、カニエのアイデアを強く批判する意見も飛び交った。

「ホームレスをファッションのミューズにするという、フェティッシュな試み。億万長者の悪い面がすべて出ている。彼らは苦しんでいる人々を見ず、エッジの効いた機会を見つけて利益を得ようとしている。うんざりだ。」
「カニエはギャップで働くのがどれほど嫌だったかを歌にしたのに、なぜ従業員に厳しくしてるんだ? 店全体が山積みの洗濯かごを放り出したような状態じゃないか。レジ係は1人になり、他のスタッフ全員が資源回収係になるよ。」



画像2、3枚目は『little miss 2022年8月15日付Twitter「This is how they are selling Yeezy GAP.」』『ye 2022年8月12日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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