子どもたちに離婚したことを伝えると何とも言えない顔をしていました。だけど最終的には「学校が変わらないのならわかった」と言ってくれました。ハルマは週末に家族を公園に連れて行ってくれたり、長男とキャッチボールをしたり、子どもたちを受け入れようと頑張ってくれているようです。子どもたちが少し素っ気ないのが気になりますが、きっとこれから徐々に上手くいくでしょう。
子どもたちの中でも急に知らない人が一緒に住んで葛藤があったと思います。それでもそれなりに上手にやれていたのではないかと思っています。
そして分割していた最後の慰謝料を払い終えることができました。この日が待ち遠しかった。それはハルマも一緒のはず。それなのに……慰謝料が支払い終わった翌日、ハルマに別れを告げられたのです。
【第5話】へ続く。
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