「愛を証明するため」HIV陽性の恋人の血液を自分に注射した15歳少女(印)

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2022年08月19日 04:11  Techinsight Japan

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HIV陽性の恋人の血液を自分に注射した少女(画像は『The Sentinel Assam 2022年8月6日付「Assam: Girl Injects HIV Positive Blood of Her Boyfriend Into Her Body In Sualkuchi」』のスクリーンショット)
このほどインドの少女が恋人への愛を証明するためにあり得ない方法を取り、多くの人を驚かせた。少女はHIV陽性の恋人の血液を自分に注射したという。『The Sentinel Assam』『India TV』などが伝えている。

インドのアッサム州を拠点とするニュースメディア『The Sentinel Assam』が今月6日、同州スアルクチに住む15歳の少女が取った行動を伝えたところ、地元の人たちが大きな衝撃を受けた。同メディアによると少女には3年間交際している恋人がおり、彼はHIVに感染していたという。

恋人の男性は年齢など報じられていないが同州ハジョに住んでおり、少女とはFacebookを通じて知り合ったそうだ。しかし少女の家族は2人の交際を快く思っておらず、少女は度々男性と駆け落ちを試みたようだが、そのたびに両親に見つかり連れ戻されていた。

そんな中で、恋人の男性がHIVの検査で陽性であることが判明した。それでも少女の男性に対する思いは変わらなかったが、男性がHIV陽性であることを知った少女の両親はさらに交際に猛反対したようだ。そしてついに少女は男性への愛がどれだけ強いものであるかを証明するため注射器で男性の血液を採り、それを自分に注射したのだった。

少女のとんでもない行動に気づいた両親はすぐに警察に通報し、男性に対して法的措置を取った。その後、男性は警察に逮捕され、少女は医療機関の監視下におかれることとなった。インドのメディア『Oneindia Hindi』が伝えたところによると、男性は自らの血液を少女が注射することについて反対したというが、「彼女は聞く耳を持たなかった」と主張している。

また少女はその後、HIVの検査を2回受けているが1回目の検査結果は確認しておらず、2回目の検査では「陰性だった」と語っている。今回の少女の行為はたとえ愛のためだとしても正気とは言えないものだが、イギリスでは昨年8月、スーパーの食品に自分の血液を注射して逮捕された男が多くの怒りを買った。この男はのちの裁判で「自分は正気じゃなかった」と無罪を主張していた。

画像は『The Sentinel Assam 2022年8月6日付「Assam: Girl Injects HIV Positive Blood of Her Boyfriend Into Her Body In Sualkuchi」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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