【ANN55周年連載Vol.4】霜降り明星×作家・畠山健×野上大貴D座談会(後編) スタッフの番組愛に粗品&せいや「アツいねぇ〜!」

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2022年08月19日 07:00  ORICON NEWS

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写真『霜降り明星のオールナイトニッポン』パーソナリティー&ディレクター&作家の座談会(撮影/近藤誠司) (C)ORICON NewS inc.
『霜降り明星のオールナイトニッポン』パーソナリティー&ディレクター&作家の座談会(撮影/近藤誠司) (C)ORICON NewS inc.
 1967年10月2日の深夜1時。「君が踊り僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれる。太陽のかわりに音楽を、青空のかわりに夢を。フレッシュな夜をリードするオールナイトニッポン!」という糸居五郎の第一声で、ニッポン放送“深夜ラジオの代名詞”『オールナイトニッポン(ANN)』が幕開けした。現在にいたるまで、才能豊かな数々のパーソナリティーを見出し、リスナーに寄り添い、常に時代の最先端を見つめ、話題や文化を発信してきた『ANN』が、この4月から55周年YEARを迎えた。

【密着写真】貴重!ディレクターから見たブースの中の『霜降りANN』

 ORICON NEWSでは、毎月1組のパーソナリティーにスポットを当てて『ANN』の今を紹介する連載企画をスタート。第4弾となる今回は、『ANN0』を2年経たのち、2021年から『ANN』を担当する霜降り明星(せいや・粗品)。全3回にわたる第3回は、野上大貴ディレクターと作家・畠山健氏を招いた座談会の後編を届ける。

■“東京の息子”畠山と“痛アツい”野上ディレクター スタッフの熱意伝わる秘話

 毎週深夜に長時間顔を合わせる、野上ディレクターと作家の畠山氏。オールナイトニッポンのスタッフは、霜降り明星にとって、より特別な存在となるのだろうか?

粗品 もちろん特別な存在になりますよ。畠さんなんて、1部でブースに入れたのが僕らで初めてって言っていませんでした? 一緒に上がって行っている感じがうれしいです。

せいや 確かにうれしいね。畠さんと会ってもう4年!? うそやん、そんな経つ? 畠さんは東京の息子だと思っています。

粗品 息子? お兄さんやろ!

せいや かわいいんですよ(笑)。俺らのトークでめっちゃ笑ってくれるし、「せいやさん、きょう何するんですか?」って目輝かせて楽しみにしてくれているし、ほんま東京の息子です。

粗品 まだ弟やろ!

せいや 息子です(笑)。時間で言うと、俺らが東京来てから一番長く居るのが畠さんちゃうかな? そんなんテレビとかではないですもんね。僕ら、東京来て何にもわからん時に、レギュラーは『ANN』だけあればいいやと思っていたんですよ。それが今でも続いていて、ほんまにホームですよね。

粗品 そうやなぁ。

せいや それと、時々思い出すことがあって。1回特番をやらせてもらった時、野上くんあいさつ来ませんでした? その時はディレクターが三浦さん(三浦憲高氏)で、畠さん・三浦さん・僕らで今からやるぞって時に、野上くんが「霜降りさん!僕、霜降りさんと仕事したいんですよ、絶対一緒にやりましょう!」って。その時の畠さんの顔、鬼のように怖かった(笑)。

粗品 これから三浦ディレクターとやっていこう!って時よな?(笑)

せいや そう。先輩2人を差し置いて、僕らにあいさつを(笑)。

野上 2017年の霜降りさんの単独ライブ『かぜおこし』に行ったんですけど、きょうはそのチケットを持ってきたんです(チケットを取り出す)。そのライブ、僕の人生で一番面白かったんですよ。それで絶対お2人と一緒にやりたいなと思って、その勢いでちょっと……、すみません。

粗品 「だぁるぅ〜」って新ギャグが生まれたライブよな。覚えてないですか?

野上 それはちょっと……、覚えてないんですけど。たしか、『おジャ魔女カーニバル!!』のネタとかありましたよね?

せいや どこが「人生で一番面白かった」や(笑)! でも、アツさはその当時からありましたね。

粗品 ただ、ちょっと痛いです。

せいや 痛アツい(笑)。でも、めっちゃうれしいですよ? そんな霜降りのことを考えてくれている人がおってくれて。

粗品 めっちゃうれしいんですけど、タイミングだけね(笑)?

野上 いろいろあって僕は番組開始当初からのディレクターではないんです。

粗品 おイタが過ぎた?

野上 えっと……、その……、すごく反省しました。

せいや 紆余曲折あったんですね(笑)?

■各々のアツい想い「全ラジオ番組の中で一番面白い」

 霜降り明星は『ANN』以外にも、大阪で冠ラジオ『霜降り明星のだましうち』(ABCラジオ 毎週土曜 深1:00)を持っている。同じ深夜1時台に2つのラジオを掛け持ちしているが、それぞれどのように棲み分けしているのだろうか。

粗品 こっちは生放送だから、同じラジオでも全然違うものに感じます。媒体の差でいうと、『ANN』は聴いている人の顔が浮かぶから、その人たちに聴いてほしいボケとかツッコミをやっている感じですね。

せいや 『ANN』は生なんで、トークもコーナーもテンポがいるし、スピード感が違います。『だましうち』は、大阪に帰って気を抜いてしゃべっているみたいな良さがありますけど、『ANN』は「よし、おもろいラジオやるぞ!」みたいな、僕らのギアというか、スイッチが違う感じがします。

畠山 お2人が単発で『ANN』を担当することが決まった時に『だましうち』を聴ける限り聴いたんです。『ANN0』のレギュラーになってからも、ちょっと聴いてたんですけど、なんかくやしいなと思うこともあって。(『だましうち』で)すごく面白い話してると「こっちに持ってきてくれなかったかぁ」って……。これは、『だましうち』のスタッフにもあると思います。

せいや アツぅ〜! でも、『だましうち』は大阪の話が多いんで、大概はこっちに残してますよ? 近況はここで話そうと思ってます。

野上 僕は、ディレクター担当した最初のほうは聴いていたんですけど、棲み分けというか、影響されたくないなと思って。(『だましうち』のディレクター)三浪さんとも面識はあるので「負けたくないな」って気持ちもあります。

粗品 アツいねぇ〜。

 それぞれのアツい想いが乗っているこのラジオ。最後に、このラジオの魅力を改めて語ってもらうため、まだ『霜降り明星ANN』を聴いたことがない人にオススメするとしたら、どう薦めるかという質問をぶつけた。

畠山 トークもネタメールも全部含め、『ANN』の中でこのラジオが一番面白いと思っているので、聴いたら絶対面白いです、と。

せいや ちょっと……、畠さんのコメント、ノーカットでお願いします。赤い太字で。

粗品 口を開けばアツいですねぇ。

野上 僕は、全ラジオ番組の中で一番面白いと思っています。

せいや なんかズルいなぁ、後出しやん(笑)。

野上 (笑)。いろんなエンタメがあると思うんですけど、人生を変え得るラジオじゃないかなって。落ち込んでいる時でも何も考えずに笑えるし、どの回から聴いても笑えるっていうのもいいところです。

粗品 僕はやっぱり、畠さんのUKロック好きが出てるとこですね。アークティック・モンキーズとか、 ジ・オーディナリー・ボーイズとか、選曲がUKロックなんですよ。それと、『ピリオド・チャンピオン』のコーナー説明の後に毎週、週代わりのピリオド・チャンピオンにかけたパートがあるんですけど、そこは全部畠さんが考えた文章を僕が読んでるだけなんです。これが毎回密かな楽しみで、面白いです。僕らのラジオって、作家さんとかディレクターさんが主張しづらいやろなって思うんですけど、そんな中でも、ここのパートは言わなかったことがないです。そこをちょっと聴いてみてください。

せいや このラジオ、あの『ONE PIECE』作者の尾田栄一郎さんが聴いてくれていますから。2人で2時間『ポケひみ』だけをやった回があるんですけど、尾田栄一郎さんが絶賛していたんで、まずはその回を聴いてほしいです。そこから『ANN』にハマると思います。

【霜降り明星】
ボケのせいやとツッコミの粗品からなるお笑いコンビ。2018年に漫才日本一を決める『M-1グランプリ』を史上最年少で優勝し、テレビ・ラジオ等で活躍の幅を広げる。2019年4月から21年3月まで『ANN0』(深3:00)の金曜パーソナリティーを務め、同年4月から『ANN』(深1:00)の金曜を担当している。
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