エマ・ワトソンが「プラダ ビューティ」のアンバサダーに就任

「プラダ（PRADA）」のビューティカテゴリーのアンバサダーに、俳優のエマ・ワトソン（Emma Watson）が就任した。エマが監督と務めたフレグランスキャンペーンと、新作の詰め替え対応フレグランスが近日公開予定。

　エマは俳優だけではなく、男女の平等推進や環境保護といったグローバルな問題解決の啓蒙を促すアクティビストとしても知られる。2014年に国際機関「UN Women」の親善大使に任命され、女性が教育を受ける権利の拡充を推進し、ジェンダー平等の達成を目指す「He For She」キャンペーンをスタート。2016年にはフェミニストのためのブッククラブ「Our Shared Shelf」を立ち上げた。このほか、ケリング（KERING）で取締役と取締役会の持続可能性委員会の委員長を兼任している。
　自身のインスタグラムでは、「プラダから新しいフレグランスキャンペーンの顔になるよう依頼されたとき、監督を務められるかどうか尋ねました。それから数ヶ月が経ち、彼らが私を信頼してくれて制作した作品を皆さんに共有できるようになりました。この芸術作品を共有するのが待ち遠しいですし、私がこの作品を作るのを楽しんだのと同じくらい、皆さんにもこの作品を楽しんでいただければと思います。この作品は素晴らしい協力者たちなしには、決してできなかったでしょう」とコメントしている。
　なお、プラダは2003年からプーチ（PUIG）と美容製品に関するライセンス契約を結んでいたが、2019年にロレアル（L'OREAL）と美容製品の開発と販売に関する長期ライセンス契約を締結した。