JR北海道「キハ281-901」8/29から特別塗装、ラストラン概要も発表

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2022年08月19日 19:11  マイナビニュース

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JR北海道は19日、特急形気動車キハ281系の定期運行終了後、10月に2日間限定で実施するラストラン運行の概要について発表した。あわせて試作車「キハ281-901」の特別塗装について、8月29日の下り「北斗5号」から運用予定であることも発表された。


特急形気動車キハ281系は1994(平成6)年3月から営業運転を開始し、2022年9月に定期運行を終了する予定。その後、10月22・23日の2日間にわたり、デビュー当時の列車名「スーパー北斗」としてラストラン運行が実施される。



これに先立ち、最初に製作された試作車「キハ281-901」を導入初期の塗装とロゴマークに変更。8月29日の「北斗5号」から運用開始する予定となっている。

10月22・23日のラストラン運行では、下りを函館駅8時35分発・東室蘭駅10時42分発・札幌駅12時16分着、上りを札幌駅12時38分発・東室蘭駅14時13分発・函館駅16時37分着で運行。下り・上りともに函館〜札幌間の途中停車駅は東室蘭駅のみとなる。全車指定席の8両編成で、8号車に特別塗装を施した試作車「キハ281-901」を連結する。


ラストラン運行に乗車した人へ、運転日・行先で異なる4種類の乗車証明書を用意。2019年2月まで乗務していた客室乗務員の制服を着用したスタッフがプレゼントするという。



なお、12月10日の函館駅開業120周年を祝し、発売される記念乗車券や入場券セットにもキハ281系がデザインされる。記念乗車券は函館駅で「函館→新函館北斗」の乗車券、新函館北斗駅で「新函館北斗→函館」の乗車券を440円で発売。入場券セットは函館駅、五稜郭駅、桔梗駅、大中山駅、七飯駅、新函館北斗駅の6枚セットを函館駅と新函館北斗駅にて1,200円で発売。いずれも9月3日から販売開始し、期間は2023年8月31日となっている。(木下健児)
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