中上貴晶「FP3でトップ10に入ることができれば、予選でいいグリッドを獲得できるはず」/MotoGP第13戦オーストリアGP初日

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2022年08月20日 09:50  AUTOSPORT web

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中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第13戦オーストリアGP
8月19日、2022年MotoGP第13戦オーストリアGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がオーストリアのレッドブル・リンクで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合12番手に入った。

 レッドブル・リンクは、昨年の11月から今年3月にかけてレイアウト変更の改修工事が行われ、安全性対策として1コーナーから3コーナーの間に新しくシケインが設けられており、新しいレイアウトでは初開催となる。中上は初日の走行を終えて、周回を重ねる度に少しずつ理解度が増えていき、好きなレイアウトになってきたと語っていた。

 午前に行われたフリー走行1回目は、雨は落ちていなかったがウエットコンディションのため、全ライダーがレインタイヤを選択した。中上はレインタイヤのフロントにミディアム、リヤにソフトで1分39秒240を記録する。セッション後半は路面が乾き始め、スリックタイヤに履き替えると、最後5周の計測は周回を重ねるごとにタイムを縮め、ラストアタックで1分31秒941を記録して8番手で終えた。

 午後のフリー走行2回目は気温25度、路面温度28度のドライコンディションでスタートしたが、時折り小雨が降る不安定なコンディションでの走行となった。2セットのニュータイヤを使用し、計22周回のラストアタックで1分30秒311をマークした。全体的にタイムを上げてFP1よりも1.330秒短縮したが、トップ10のタイム差が0.291秒という大接戦の中、ホンダ勢トップの12番手となった。

 ホンダのバイクにも、中上自身のライディングスタイルにも合っており得意としているレッドブル・リンクで、2日目のフリー走行3回目ではトップ10入りでダイレクトQ2進出を目指し、今季ベストグリッド獲得に挑む。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(FP1:8番手/FP2:12番手)
「全体的にポジティブな初日でした。両セッションともにいろいろ改善することができ、特にドライコンディションになったFP2はいい走りができました。最終的にはトップ10に入れず12位でしたが、トップからコンマ4秒しか離れていません。明日は細かいところを改善し、FP3でトップ10を目指します」

「今日の感じでは、特にセクター2でマシンの改善の余地があり、セクター3ではライディングを改善できるコーナーがいくつかありました。明日が本当に楽しみです。午前中のFP3においてダイレクトでトップ10に入ることができれば、Q2に向けて準備もできるし、予選でもいいグリッドを獲得できるはずです」

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