レアルの若手MFヘイニエル、ジローナへレンタル移籍…昨季までドルトムントでプレー

ジローナは19日、レアル・マドリードからU−23ブラジル代表MFヘイニエルをレンタル移籍で獲得したことを発表した。

　レアル・マドリードでの将来が嘱望されている若きブラジル人アタッカーが、今季は昇格組のジローナへ武者修行へ出ることとなった。レンタル移籍期間は2022年6月30日までの1年間と伝えられている。

　ヘイニエルは2002年1月19日生まれの現在20歳。母国のフラメンゴでキャリアをスタートさせ、18歳となった2020年冬に推定移籍金3000万ユーロ（当時のレートで約37億円）でレアル・マドリードへと加入した。2020年夏にはドルトムントへと2年間のレンタル移籍。ドイツの名門では主力に君臨することができず、2シーズンの在籍で公式戦39試合出場1ゴールという成績に。出場時間数はおよそ738分にとどまっていた。

　ジローナは昨シーズンのラ・リーガ2部を6位でフィニッシュ。昇格プレーオフを勝ち抜き、2018−19シーズン以来となる4シーズンぶりの1部挑戦が決まっていた。なお、クラブは同日に日本代表MF柴崎岳が所属しているレガネスから、スペイン人DFハビ・エルナンデスの加入も発表。レアル・マドリードの下部組織出身の左サイドバックは、ヘイニエルと同じく1年間のレンタル移籍でクラブに加わることとなっている。

　2022−23シーズンのラ・リーガは既に開幕しており、ジローナは14日に敵地で行われた開幕戦のバレンシア戦を0−1で落としていた。第2節は22日に行われ、ホームにヘタフェを迎える予定となっている。