阪神・藤浪、待望の今季初勝利 7回6安打1失点&無四球「上手く投げられた」

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2022年08月20日 18:14  ベースボールキング

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ベースボールキング

7回1失点で今季初勝利を挙げた阪神・藤浪 (C)Kyodo News
● 巨人 1 − 5 阪神 ○
<20回戦・東京ドーム>

 阪神は8連敗のあと3連勝。2年連続で巨人戦のシーズン勝ち越しを決め、残る借金は「2」となった。

 藤浪がようやく今季初勝利(2敗)を手にした。右腕は立ち上がりから力強い直球を軸に巨人打線を圧倒。2回は一死一、二塁、4回は無死二塁のピンチを無失点で凌ぎ5回までゼロを並べた。5点リードの6回にソロ本塁打を浴びたが、7回108球、6安打1失点、5奪三振無四球の快投。一軍での白星は2021年6月13日の楽天戦以来、先発白星は同4月16日のヤクルト戦以来、491日ぶりとなった。

 この日は打線もしっかり援護。2回、女房役の8番・梅野が先制適時打を右前へ運ぶと、3回は4番・佐藤輝が18号2ランをバックスクリーン左へ運び3−0とリードを広げた。4回は二死から、1番・中野の三塁への適時内野安打、続く島田もバントでの三塁適時内野安打をマークし2点を追加。大技小技を織り交ぜ4回までに5点を奪った。

 ヒーローインタビューに応じた藤浪は「率直に勝ててよかったですし、野手に点を取ってもらって楽に投げさせてもらった。なかなか(今季初勝利が)付かなかったので、1つ付いてよかったです」と安堵の表情。「昨日、西(勇輝)さんがピシャっと抑えてくれたので、チームも良い流れでしたし、そのまま勢いに乗って、あまり深く考えずに投げようと思ってました」と振り返った。

「調子自体は良くなかったが、何とか粘って、梅野さんのリードにも助けられながら上手く投げられたと思います」と、攻守で初勝利をアシストしてくれた女房役にも感謝。2年連続で巨人戦のシーズン勝ち越しが決まったことを伝え聞くと、「ジャイアンツ戦に勝てばタイガースファンは喜んでくれますし、もっともっと自分自身、しっかり勝てるように頑張りたいと思います」と話し、三塁側の虎党から大きな拍手を受けた。

このニュースに関するつぶやき

  • 藤波は落合の本を読んで復活したとか。阪神のコーチの無能さが良くわかるエピソードだと思った
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