三冠王へ期待高まるヤクルト村上「次元が違う」若き主砲は何がスゴイのか?

0

2022年08月21日 06:51  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

令和初の三冠王も視野に捉えるヤクルト・村上宗隆
◆ 高木豊&大矢明彦が見る“村神さま”

 ヤクルトの村上宗隆選手(22)が20日、敵地で行われた中日戦で今季43号44号弾を含む4打数3安打と大暴れ。リーグトップを独走する本塁打と打点に続いて、打率でもDeNA・佐野恵太をかわし首位に躍り出た。

 「4番・三塁」で先発出場した村上は、3回に相手先発・小笠原慎之介が投じたスライダーをバックスクリーン左へ放り込むと、7回には内角のストレートを右翼席中段へ。いずれも打った瞬間にそれとわかる会心の一発だった。

 20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の高木豊さんは、「1本打つと次の打席の読み方がすごく楽になる。1本目は外角を打っていて、2本目は内角を打っているんですけど、狙い打ちができるようになってますよね。それと左対左のインハイをあれだけしっかり打てるバッターはなかなかいない。もう次元が違います」と手放しで称賛した。

 また、同じく番組に出演した大矢明彦さんは、「ホームランバッターは毎打席、投球してくるたびに打たれるんじゃないかと思うんですよ。それくらいの怖さを与えられるバッターに成長してますよね」と、捕手目線で村上の存在感の大きさに言及。

 さらに「彼は1打席の中ですごく丁寧に打ちますよね。これをシーズン通してやるというのは難しいんですけど、(村上は)集中力もありますし、そこの凄さを感じるバッター」と、高卒5年目で日本球界を代表する存在にまで上り詰めた大砲を評した。

 勝っていようが負けていようが、いかなる場面でも真摯に投手と対峙する――。驚異的な成績の裏には、確かな技術とパワーのみならず、人並み外れた集中力、1打席への執着心がある。

▼ 今季の村上宗隆
出 場:108試合
打 率:.329(セ1位)
本塁打:44本(セ1位)
打 点:107点(セ1位)
出塁率:.457(セ1位)
安 打:123本(セ2位)
得 点:85点(セ1位)
OPS:1.184(セ1位)
※8月20日終了時点

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』


【実際の動画】村神降臨!“打った瞬間”の43号&44号で首位打者に浮上

もはや神という言葉ですら形容しきれない──


インコースを完璧にとらえて右翼席に突き刺した🚀🚀
村上宗隆の44号2ランでスワローズがリードを5点に👏

⚾#プロ野球(2022/8/18)
🆚中日×ヤクルト
📱Live on #DAZN#swallows #スワローズ pic.twitter.com/D6eARMvkSR— DAZN Japan (@DAZN_JPN) August 20, 2022
    ニュース設定