得点力不足のウルヴス、シュトゥットガルトの長身FW獲得に動く…評価額に差か

ウルヴァーハンプトン（ウルヴス）は、シュトゥットガルトに所属するオーストリア代表サーシャ・カライジッチの獲得に動いているようだ。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じた。

　現在24歳のカライジッチは、身長2メートルの大型ストライカー。2019年夏にシュトゥットガルトへと完全移籍し、ここまで公式戦通算60試合の出場で24ゴールを記録している。

　契約残り1年となっているカライジッチの獲得には複数のクラブが関心を示したが、シュトゥットガルトが強気の移籍金を設定していることもあり、去就が決まらないまま新シーズンに突入。そんななか、ウルヴスが具体的なオファーを用意して、シュトゥットガルトとの交渉に臨んでいるようだ。

　報道によると、ウルヴスは移籍金1500万ポンド（約24億円）を提示しているようだが、シュトゥットガルトは2110万ポンド（約34億円）を要求している模様。なお、カライジッチ本人はプレミアリーグへの移籍を望んでおり、個人合意に問題はないと予想されている。

　ウルヴスは開幕3試合で1分2敗と勝ちがない。21日のプレミアリーグ第3節トッテナム戦では決定力不足が如実にあらわれ、相手の倍近い20本のシュートを打ちながら0−1で敗れた。カライジッチの獲得で攻撃力向上となるか。