マンチェスター・Uは22日、イングランドのビザ要件を満たすことを条件にブラジル代表MFカゼミーロの移籍手続きが完了したことを発表した。
契約期間は2026年6月30日までとなる4年契約で、1年の延長オプションも付随していることも発表。なお、移籍金については明らかになっていないが、イギリスメディア『BBC』によると、移籍金は6000万ポンド(約97億円)の基本条件に加えて、1000万ポンド(約16億円)のボーナスが加わる形だという。
22日にレアル・マドリードでの退団会見を行ったカゼミーロは、同日に行われたプレミアリーグ第3節リヴァプール戦前に本拠地『オールド・トラッフォード』に登場し、サポーターからの歓迎を受けた。
ビザ要件を満たすことを条件に移籍手続きが完了したカゼミーロはマンチェスター・Uのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「マンチェスター・U、そしてプレミアリーグで新たな挑戦を始める機会を得られたことは非常に楽しみなことだ。これまでのキャリアの中で多くの優れた監督たちと仕事をしてきたが、エリック(・テン・ハフ監督)と会って考えを聞いてから、彼や彼のスタッフ、新しいチームメイトたちと密接に仕事をするのが待ち切れない」
「マドリードで一つの美しい旅を終え、マンチェスターで新たな旅を始めるが、これまでと同様に試合に勝って、トロフィーを獲得することで、この偉大なクラブに成功をもたらし、ファンの誇りになりたい」
「誰もがマンチェスター・Uの歴史、世界におけるクラブの重要性、サポーターにとっての意味を知っている。ユナイテッドを代表することは名誉であり、チームが目標を達成するために全力を尽くす準備はできている」