マンチェスター・ユナイテッドのコートジボワール代表DFエリック・バイリーが、まもなくマルセイユ移籍となるようだ。23日、移籍市場に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の『Twitter』で報じている。
報道によると、マンチェスター・Uとマルセイユの間で交渉がまとまった模様。移籍形態は買い取り義務付きのローン移籍で、マルセイユが2023−24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した場合に自動買い取りとなるようだ。
また、バイリーは23日の夕方以降に、キャリントン(マンチェスター・Uの練習場)を訪れ、チームメイトに別れの挨拶もする予定とのこと。それが済み次第、24時間以内にマルセイユへと出発すると伝えられている。
現在28歳のバイリーは、2014年夏にエスパニョールのトップチームへ昇格し、2015年冬にビジャレアルへと移籍した。2016年夏には当時のジョゼ・モウリーニョ監督の希望で、マンチェスター・Uに移籍を果たした。しかし、マンチェスター上陸後は負傷に泣かされ、昨シーズンはリーグ戦でたった4試合の出場に留まったどころか、2022年は1度もクラブでの公式戦に出ていなかった。今シーズンもプレミアリーグ開幕から3試合連続でメンバー外となっている。
マンチェスターでは苦しい時間を過ごしていたバイリー。自身初のリーグ・アンで、輝きを取り戻したい。