マンU、フランクフルト守護神に関心? 4年契約で個人合意も…クラブ間交渉は難航予想

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2022年08月23日 18:20  サッカーキング

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マンチェスター・Uがトラップに関心 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uは、フランクフルトに所属するドイツ代表GKケヴィン・トラップの獲得に関心を示しているようだ。22日、ドイツ誌『kicker』が報じた。

 現在32歳のトラップはカイザースラウテルンの下部組織出身。2008年8月に同クラブでプロデビューを果たし、2012年夏にフランクフルトへと完全移籍した。2015年夏からはパリ・サンジェルマンでもプレー。2018年夏にフランクフルトへと復帰すると、再び正GKとして活躍し、昨季のヨーロッパリーグ優勝などに貢献した。

 報道によると、マンチェスター・Uはトラップに対して4年契約を用意している模様。キャリア終盤に差し掛かるなか世界有数のメガクラブでプレーできるチャンスに加え、大幅なサラリーアップが見込めるということで、本人もこのオファーを快諾しているようだ。

 フランクフルトに正式なオファーはまだ届いていないが、移籍金は700万ユーロ〜900万ユーロ(約9億5000万円〜約12億円)程度になると見込まれている。ただ、フランクフルトがクラブの顔である守護神を去らせるかどうかは、「全く別の問題である」と『kicker』は指摘。

 今夏の移籍市場が締め切られるまで残り約1週間となっており、ドイツ代表で6キャップを数えるトップクラスのGKをこのタイミングで手放すことは大きなリスクになる。20歳のU−20ドイツ代表GKディアント・ラマイにはトラップの後釜はまだ荷が重く、同レベルのGKを他クラブから獲得するにも困難が付きまとう。

 フランクフルトを率いるオリヴァー・グラスナー監督はトラップの去就について、残ることを「期待している」としつつ、“デッドラインデー”の9月1日までは「なんでも起こりうる」とコメント。「私は心配していない。心配しないことはしょっちゅうあるが、その後に選手が去ることはよくある。例えば(ユヴェントスに移籍した)フィリップ・コスティッチのようにね」とし、引き留めに絶対の自信がないことを告白している。

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