エヴァートンの21歳MF、チェルシー移籍希望をランパード監督らに通達か
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2022年08月23日 21:02 サッカーキング
エヴァートンに所属するU−21イングランド代表MFアンソニー・ゴードンは、自身の獲得に関心を示すチェルシーへの移籍を望んでいるようだ。23日、イギリスメディア『アスレティック』が報じた。
チェルシーはゴードン獲得に向け、固定の移籍金5000万ポンド(約81億円)+ボーナス最大1000万ポンド(約16億円)のオファーを用意していることが報じられている。そんななか、ゴードン本人がクラブ上層部とチームを率いるフランク・ランパード監督に対し、チェルシーへの移籍を望んでいることを伝えた模様。チャンピオンズリーグ(CL)出場に加え、FIFAワールドカップカタール2022の代表メンバー選考に割って入るアピールの機会になると考え、『スタンフォード・ブリッジ』でのプレーを望んでいるという。
エヴァートンとしてもゴードンの意向を尊重したいようだが、ブラジル代表FWリシャルリソンをトッテナムに売却したことで財政的な問題はクリアしており、契約を2025年夏まで残すゴードンを今夏に手放す必要がない。また、移籍市場の閉幕まで残り1週間ほどで代役を探す時間がほとんどないことも、エヴァートンがゴードンの売却に消極的な理由に挙げられている。同クラブとしては“デッドラインデー”の9月1日までに、ストライカーなど他ポジションの補強を優先させたいと考えているようだ。
現在21歳のゴードンは、エヴァートン生え抜きのウインガー。2017年12月にトップチムデビューを果たし、2020−21シーズン後半はプレストン・ノースエンドに期限付き移籍。エヴァートンに復帰した21−22シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し、4得点2アシストを記録した。今季は背番号「10」に変更し、開幕から3試合連続でフル出場している。
各世代別のイングランド代表でも活躍しており、U−21イングランド代表では7試合の出場で4ゴールを挙げている。A代表招集歴はないが、ステップアップによってカタールへの切符を掴むことになるのだろうか。
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