DeNAを7連勝に導いた今永の粘投に賛辞 阿波野氏「粘り強さ随所に見られた」

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2022年08月24日 06:54  ベースボールキング

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DeNA・今永昇太 (C)Kyodo News
◆ ターニングポイントは4回のピンチ

 本拠地17連勝中のDeNAがビジターでも負けることなく今季最長の7連勝。先発の今永昇太投手が自身4連勝で今季8勝目(3敗)を手にした。

 阪神の青柳晃洋とエース同士の投げ合いとなった一戦。今永は初回から味方打線に援護点をもらうと、2回には自ら適時打を放ち加点。マウンド上でも奮闘し、2回以降は毎回走者を背負う展開だったが、4回二死満塁のピンチを切り抜けるなど、要所を締めるピッチングでゲームメイクした。

 24日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の田尾安志さんは、6回・114球を投げ4安打無失点、3四球8三振という内容に、「決して楽な投球ではなかった。ゼロに抑えてはいましたけど大変だったと思います」と話し、「特に4回一死満塁でロハス・ジュニアを迎えた場面。ここで打たれたら今日のゲームはわからなかったですよね。よく凌いだと思います」と、試合中盤で流れを渡さなかった粘りの投球を称えた。

 同じく番組に出演した阿波野秀幸さんは、「1球1球にかける思いが表情に出る投手」と今永を評し、「左投手の持ち味であるインコースのストレート、これを決して忘れずに使って変化球で打ち取る。この辺の粘り強さは随所に見られましたよね。駒澤大学の先輩である戸柱のリードに応えた形」と、この試合の投球を振り返った。

 DeNAはエースの力投もあり、今季最長を更新する7連勝。首位ヤクルトとのゲーム差4をキープし、2015年シーズン以来7年ぶりの貯金10とした。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』
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