ゴードンの動向に注目のエヴァートン、チェルシーには代役を要求か

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2022年08月24日 09:52  サッカーキング

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去就に注目が集まっているゴードン [写真]=Getty Images
エヴァートンは、チェルシーから関心を寄せられるU−21イングランド代表MFアンソニー・ゴードンの取引に代役を含めることを希望しているようだ。23日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。

 ゴードンの獲得を狙っているチェルシーは現在、固定の移籍金5000万ポンド(約81億円)+ボーナス最大1000万ポンド(約16億円)相当となる3度目のオファーを提示している模様で、選手本人はクラブ上層部とチームを率いるフランク・ランパード監督に対し、チェルシーへの移籍を望んでいることを伝えたことが報じられている。

 エヴァートンとしてはゴードンの意向を尊重したいようだが、今夏の移籍市場でブラジル代表FWリシャルリソンをトッテナムに売却したほか、イングランド代表FWドミニク・カルヴァート・ルーウィンも負傷で離脱しており、前線の戦力が不足していることからゴードンの売却には消極的になっていると見られている。

 それでも、提示された今回のオファーの金額には満足しているエヴァートンは取引の一部に代役選手を含めることをチェルシーに要求しているという。その候補に挙がっているのが、アルバニア代表FWアルマンド・ブロヤとイングランド代表MFコナー・ギャラガーで、いずれかの選手がレンタルで加入することを望んでいるようだ。

 なお、イギリス紙『ミラー』ではエヴァートンはワトフォードのブラジル人FWジョアン・ペドロや、サウサンプトンのスコットランド代表FWチェ・アダムスらにも関心を寄せていることが伝えられており、エヴァートンが代役を獲得できた場合にのみゴードンのチェルシー移籍を容認することも報じられている。

 現在21歳のゴードンは、エヴァートン生え抜きのウインガー。2017年12月にトップチムデビューを果たし、2020−21シーズン後半はプレストン・ノースエンドに期限付き移籍。エヴァートンに復帰した21−22シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し、4得点2アシストを記録した。今季は背番号「10」に変更し、開幕から3試合連続でフル出場するなど、中心選手として起用されているが、果たして今夏にエヴァートンを離れることになるのだろうか。

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