今節は明暗分かれたローマとユーヴェ…カペッロ氏が次節の直接対決に言及「面白い試合になる」
0
2022年08月24日 15:04 サッカーキング
かつてミランなどで監督を務めたファビオ・カペッロ氏が、27日に行われるセリエA第3節ユヴェントスvsローマの一戦に言及した。23日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。
現在76歳のカペッロ氏は現役時代、ローマやユヴェントス、ミランなどでプレー。選手キャリア通算4度のセリエA優勝を経験している。現役引退後、1987年にミランの監督に就任した同氏は指導者キャリアをスタート。セリエA3連覇やチャンピオンズリーグ(CL)優勝にチームを導くなど、ミランに数多くのタイトルをもたらした。その後、ローマやユヴェントス、イングランド代表監督なども歴任している。
ユヴェントスは22日に行われたセリエA第2節でサンプドリアと対戦し、スコアレスドロー。敵地で苦しい戦いを強いられた同クラブについて、カペッロ氏は「同試合でのユヴェントスはクオリティが低く、(ポール・)ポグバと(アンヘル・)ディ・マリアの不在が感じられた」と言及。続けて「ユヴェントスはほとんど何もしなかった。ゲームが生まれる中盤では、クオリティを発揮できずに終わってしまったんだ。選手たちは昨年のレベルに戻っている。(マッシミリアーノ・)アッレグリは彼らの復帰を願っているに違いない」と無冠に終わった昨季のチームに触れて、同試合のパフォーマンスを指摘した。
その一方、2戦連続となる“ウノゼロ”で開幕2連勝スタートを切ったローマ。第2節では明暗が分かれた両チームが、第3節で合間見えるのを前に、カペッロ氏は「ローマにとって大きな意味を持つだろう。ユーヴェは昨季のようなチームであり、負傷離脱者も続出しているから、戦力ダウンしているのかもしれない。ユーヴェにとっては非常に難しい試合になるはずだ」と挟みつつ、「ローマは、自分たちがどのようにプレーするべきかを理解しているようだし、クオリティもスピードもある。自信満々でトリノに乗り込んでくるだろう。とても面白い試合になる。勝負の分かれ目となるのはウィングだと思う」と自身の見解を示している。
果たして、カペッロ氏の見解通りの試合展開となるのだろうか。セリエA第3節ユヴェントスvsローマの一戦は、27日に“アリアンツ・スタジアム”で行われる。
Copyright(C) 2024 SEESAW GAME, Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。