マンUで再会する“戦友”…ヴァランがカゼミーロの加入に喜び「彼は戦士だ」

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2022年08月24日 17:42  サッカーキング

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マンチェスター・Uで再会するヴァラン(左)とカゼミーロ(右) [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uに所属しているフランス代表DFラファエル・ヴァランが、今夏の移籍市場でレアル・マドリードから完全移籍で加入したブラジル代表MFカゼミーロについて語った。イギリスメディア『インデペンデント』が23日に同選手のコメントを伝えている。

 カゼミーロは19日にマンチェスター・Uへの完全移籍が発表された。イギリスメディア『BBC』は、移籍金6000万ポンド(約97億円)の基本条件に1000万ポンド(約16億円)のボーナスが加わると報道。契約期間は2026年夏までの4年間で、1年間の延長オプションも付随している。

 レアル・マドリード時代にチャンピオンズリーグ(CL)3連覇など数々のタイトル獲得を共に経験したヴァランは、カゼミーロについて「彼の選手としてのクオリティは誰よりも知っている」とコメント。かつてスペインで“栄光の時代”を築き上げたカゼミーロの加入を喜ぶととともに、マンチェスター・Uに与える影響について語っている。

「彼はチームにバランスをもたらすことができ、勝者に欠けてはならないメンタリティも持っている。彼は戦士だ。イングランドのフットボールにもすぐに順応し、楽しむことができるだろう」

 また、レアル・マドリードからマンチェスター・Uへの移籍という“同ルート”をカゼミーロが辿ったことについても言及。ヴァランは「彼が何を感じているか、なぜレアル・マドリードでキャリアを積んだ後にここへ来るのか、僕にはよく分かっている」と話し、その心境を推測した。

「彼には新たな挑戦が必要だった。なぜこのクラブを選んだのかもよくわかるよ。僕が1年前に経験したのと同じプロセスだ。もちろん彼の成功を願っているし、彼ともよく話をしている。でも、彼自身の決断を下すのに、僕の助けなんて必要なかっただろう」

 試合前に本拠地『オールド・トラフォード』でカゼミーロがお披露目された、22日開催のプレミアリーグ第3節リヴァプール戦では、マンチェスター・Uが2−1で勝利を収めた。開幕から連敗スタートとなっていたマンチェスター・Uにとって、これが嬉しい今季初勝利に。ヴァラン自身もこの日が今季初のスタメン出場となっていた。

 ヴァランは開幕からの低調なパフォーマンスについて「チーム全体のモチベーションはあったが、リヴァプール戦と同じインテンシティやファイティングスピリットを持って試合に臨むことができなかった。その理由を説明するのは難しい」とコメント。しかし、リヴァプール相手に見せたチームの姿勢はポジティブに捉えている。

「フットボールにおいてはエネルギーが重要だ。いつスイッチを入れ、いつ冷静になり、いつ攻撃するかが重要なんだ。リヴァプールとの一戦では試合をコントロールし、成熟したパフォーマンスを見せられたと思う。チームの雰囲気も気迫も、良いものを見せられた。この感情を味わうためにイングランドに来たんだ。この感覚は本当に素晴らしいよ」

 今季初勝利を手にしたマンチェスター・Uは次節、27日に敵地でサウサンプトンと対戦する。

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