ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは先ごろ、新しい電気自動車(EV)のコンセプトカー「Acura Precision EV Concept」(アキュラ・プレシジョン・イーブイ・コンセプト)をモントレー・カー・ウィークで世界初公開した。「アキュラ」のデザインの方向性を示すモデルだという。
○ホンダEVの今後を占うモデルか?
米国カリフォルニア州のモントレー半島に世界中からビンテージカーやクラシックカーが集まる祭典「モントレー・カー・ウィーク」(Monterey Car Week)にて公開された同コンセプトモデルは、電動化時代におけるアキュラデザインの方向性を示すもの。パワーボートの造形にインスパイアされた流麗で力強いフォルムが特徴で、EVらしく開口部がないノーズ部にはLEDで光る新しい「ダイヤモンド・ペンタゴン・グリル」が鎮座する。鋭角でシャープな形状のデイタイムランニングライトや「パーティクル・グリッチ」と呼ぶ独特の抽象的なパターンを前後の造形やホイールに採用しているところも特徴だ。