ウェストハム移籍の噂が立つMFパケタにトッテナムも関心か…一方でアーセナルは撤退？

リヨンのブラジル代表MFルーカス・パケタに、トッテナムが関心を寄せているようだ。25日、フランスメディア『RMCスポーツ』が報じている。

　同メディアによると、前日24日にウェストハムがパケタ獲得に向けて4000万ポンドのオファーを提示したものの、その争奪戦にトッテナムも参戦するとのこと。2020年まで同選手はミランに所属しており、同じ時期にユヴェントスでディレクターを務めてプレーを近くで観ていたファビオ・パラティチ氏も高く評価するだろうと伝えている。トッテナムも、リヨンが適正価格を設定すればすぐに攻勢をかけるだろうとしている。

　また、パケタを巡ってはこの夏アーセナル移籍の噂も囁かれていた。しかしながら、具体的なオファーを提示したことは無く、またU−21ポルトガル代表MFファビオ・ヴィエイラをすでに獲得しているため、アーセナルは争奪戦から撤退したと報じられている。

　明後日27日に25歳の誕生日を迎えるパケタは、フラメンゴの下部組織出身。2019年冬にミランへと移籍し、2020年夏の移籍市場でリヨンに移った。リーグ・アンでは通算67試合に出場し、18ゴール12アシストを記録している。ブラジル代表では2018年9月8日の親善試合・アメリカ代表戦でデビューし、これまで33試合に出場。今年6月6日に国立競技場で開催された日本代表戦でも、トップ下で85分までプレーした。

　パケタを巡り、ロンドン・ダービー勃発のトッテナムとウェストハム。決断は果たして。