大型補強で話題をかっさらうノッティンガム・フォレストが、今度はサイドバックの強化を考えているようだ。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』など複数の媒体が報じている。
報道によると、フォレストはサイドバックの補強を検討中とのこと。その候補が元ビジャレアルのコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエとトッテナムのスペイン代表DFセルヒオ・レギロンだと伝えられている。
オーリエに関しては現状フリーエージェントのため、移籍金はかからない。また、本来の右サイドだけではなく、左でもプレー可能で、フォレスト陣営は「DF陣に深みと経験をもたらせる」と信じているようだ。
レギロンはアントニオ・コンテ体制下のトッテナムで現在戦力外となっている。フォレストも候補の1人として見ているものの、同選手にはラツィオも興味を示しており、争奪戦は一筋縄ではいかないようだ。
オーリエは現在29歳。2010年夏にランスのトップチーム昇格を果たすと、2012年冬にトゥールーズへと移籍。2014年のブラジル・ワールドカップで名を揚げ、直後のシーズンでパリ・サンジェルマン(PSG)にローン移籍し、翌年完全移籍となった。2017年からは4年間トッテナムでプレーし、1か月の無所属期間を経て、昨シーズンはビジャレアルでプレーしていた。
一方のレギロンは、現在25歳。レアル・マドリードの下部組織出身で、2018年正式にトップチーム昇格。2019−20シーズンはセビージャにローン移籍し、ヨーロッパリーグ(EL)で優勝。その翌シーズンにトッテナムへと移った。
総勢16名の大型補強で、話題となっているフォレスト。サイドバックの補強も実現し、プレミアリーグを戦い抜けるスカッドを完成させることは叶うのか。