プレミア3連敗も…ウェストハムFWがECL・プレーオフ制して手応え「自信をつけてきている」

ウェストハムのイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカが、25日に行われたヨーロッパカンファレンスリーグ（ECL）・プレーオフセカンドレグ　ヴィボーFF（デンマーク）戦を振り返った。26日付でクラブ公式サイトが伝えている。

　18日に行われたECL・プレーオフのファーストレグでヴィボーFFと対戦し、3−1で先勝したウェストハム。迎えたセカンドレグで敵地に乗り込んだウェストハムは、22分にFWスカマッカのゴールで先制に成功する。さらに51分、FWサイード・ベンラーマが追加点を挙げると、63分にはMFトマーシュ・ソウチェクがダメ押しとなる3点目。試合はこのまま3−0で終了し、2戦合計スコア6−1で勝利したウェストハムはECL本戦出場を決定させた。

　プレミアリーグ開幕3連敗と悪い流れが続く中、ECL・プレーオフを勝ち抜いたウェストハム。同試合で先制点を挙げたスカマッカは「いい夜だ。勝つことが重要だったし、ここでの試合は簡単ではないからね。とても上手くいったよ」と喜び。続けて「今はこれをプレミアリーグに持ち込む必要があるし、そうするつもりだ。得点できたのは良かった。僕たちは自信をつけてきている。これからの数週間で、もっと良くなると思う」とチーム状態が上向きになり始めている、と手ごたえを口にした。

　また、スカマッカは「僕たちはカンファレンスリーグに出場したいと思っていたから、勝利することはとても重要だった」と前置きしつつ、「誰もが欧州大会でのプレーを夢見ている。だからこそ、僕らにとっては大きな夜。可能な限り勝ち進む為に、100パーセントの力を出し切るよ」とECLでの躍進に向けて意気込みを語っている。

　プレミアリーグ開幕3連敗スタートと苦しい戦いが続くウェストハム。ECL本戦出場決定の勢いのまま、28日に行われる第4節アストン・ヴィラ戦で、今季リーグ戦初勝利を掴むことができるのだろうか。