マンチェスター・U所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの代理人が、ミランとナポリのクラブ関係者と接触したようだ。26日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
昨年夏に13シーズンぶりにマンチェスター・U復帰を果たしたC・ロナウド。昨シーズンは公式戦38試合に出場し24ゴール3アシストを記録する活躍を見せたが、選手本人が今夏の他クラブへの移籍を希望していることが明らかになっており、2023年6月末の契約満了を待たずしての退団が噂されている。
そんな中、C・ロナウドの代理人を務めるジョルジ・メンデス氏が、ミランとナポリのクラブ関係者に接触し、同選手の”売り込み”を行なっていたようだ。報道によると、メンデス氏はナポリ側とはすでに複数回接触しており、同クラブ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンを絡めた話し合いを行なっていたという。具体的な内容は明らかになっていないが、『スカイスポーツ』によるとメンデス氏は、マンチェスター・Uにオシムヘンへのオファーを提示させ、代わりにC・ロナウドをナポリに入団させようと考えていた可能性があるようだ。
なお、メンデス氏はここ数日の間にミランのクラブ関係者に対しても”売り込み”を行なっていた模様。上記のナポリのケースと同様に、ポルトガル代表FWラファエル・レオンを絡めた話し合いを行なったとされている。
なお、両クラブともオシムヘンとR・レオン両選手を重要な戦力として捉えており、交渉に興味を示さなかったと伝えられている。
C・ロナウドとメンデス氏は、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場資格のあるチームへの移籍を希望しているとのことで、今後も複数クラブとの交渉の場を設ける可能性が高いと見られている。一部では古巣スポルティング復帰の噂も挙がっている同選手だが、今夏の移籍は果たして実現するのだろうか。