節目のリーグ戦100試合目の指揮へ…アルテタ監督が決意を語る「重要なことは一貫性」

アーセナルのミケル・アルテタ監督がフルアム戦に向けた意気込みを語った。26日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　今シーズンのプレミアリーグで開幕から3連勝と好スタートを切ったアーセナル。4連勝をかけて臨む第4節ではここまで1勝2分のフルアムとホームで対戦する。

　好調を維持しているチームの状況ついてアルテタ監督は「自分たちのプレーとパフォーマンスを見せ、勝ち点を取れている。良い流れも継続できている。雰囲気がとても良く、エネルギーもあり、今週も非常に良いトレーニングができた。あとは良いパフォーマンスを披露して、勝利の権利を得るだけだ。勢いとエネルギー、そして自信があるので、このまま進んでいきたいと思う」とコメント。続けて対戦相手のフルアムに対する警戒を次のように語った。

「本当にタフな試合になる。昨年はチャンピオンシップで非常に良い成績を収め、プレミアリーグでも非常に難しい3つの相手と戦ってまだ負けていない。難しい試合になると思う。特にアレクサンダル・ミトロヴィッチは昨シーズンに43得点、今シーズンもすでに3得点を挙げている。この効率性はフルアムの大きな脅威の一つだ」

　2019年12月に就任したアルテタ監督は、フルアム戦で監督としてのプレミアリーグ100試合目を迎える。節目のゲームを前にアルテタ監督は「そのことは今知ったんだ。時が経つのは早いね。このクラブでこの数字に到達したことは本当に名誉なことだ。願わくばこの数字をもっと伸ばし、喜びと多くの勝利をもたらしたい」と、感想と今後への意欲を述べた。また、監督としてのこれまでの戦いを振りつつ、次のような決意を語った。

「勝っても負けても、人生がいかに難しく美しいかということを学んだよ。これまでの道のりを振り返り、様々なことを分析して、全ての決断が重要であったことを実感している。一貫性がとても重要だ。自分が信じることを貫き通すことで最終的に物事はうまくいくと思っている」

　アルテタ監督のプレミアリーグ100試合目、そしてアーセナルが4連勝をかけて臨むフルアム戦は、日本時間の28日午前1時半にキックオフを迎える。