ボルシアMGの“守護神”…ゾマー、バイエルン戦のセーブ数「19」がブンデス記録に

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2022年08月28日 07:32  サッカーキング

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今季もここまで全4試合でゴールマウスを守っているゾマー [写真]=Getty Images
ボルシアMGに所属しているスイス代表GKヤン・ゾマーが、ブンデスリーガにおける“ある記録”を達成した。

 ブンデスリーガ第4節が27日に行われ、ボルシアMGは敵地でバイエルンと対戦した。フランス人FWマルクス・テュラムのゴールで先制して後半に折り返すと、バイエルンが怒涛の攻撃を披露。幾度となくボルシアMGゴールを脅かしたものの、複数失点を許さず、試合は引き分けで終わっていた。

 “絶対王者”との一戦をドローに持ち込んだ立役者が、ボルシアMGを最後尾から支えるゾマーだ。ゾマーはこの日、61分にセネガル代表FWサディオ・マネのシュートを弾き出すと、こぼれ球に反応したマネのシュートもしっかりとブロック。64分にはサネとの1対1を防ぐなど、90分を通してファインセーブを連発した。

 データサイト『OPTA』によると、この日のセーブ数は「19」に達したという。同サイトがデータの集計を始めて以降ではあるものの、このセーブ数「19」は、ブンデスリーガでの1試合あたりの最大セーブ数記録を大幅に更新するものとなった。2位は2021−22シーズンにヘルタ・ベルリンに所属していたドイツ人GKアレクサンダー・シュヴォロウ(現:シャルケ)が第20節のバイエルン戦で記録した数字で、そのセーブ数は「14」だという。

 2014年夏に完全移籍で加入して以降、ゾマーは安定したセービング能力で数々のピンチからボルシアMGを救ってきた。2016年と2018年にはスイスの年間最優秀選手賞を受賞。今シーズンは日本代表DF板倉滉、スイス代表DFニコ・エルヴェディと、ここまで行われた全4試合で強固なセンターラインを形成している。

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