アントニオ猪木、車いすで『24時間テレビ』に登場 師匠の姿に長州力「頭が下がります」

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2022年08月29日 16:01  Techinsight Japan

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「1・2・3ダー!!」を披露したアントニオ猪木(2018年撮影)
昭和のプロレス界を牽引したアントニオ猪木氏(79)が8月28日、『24時間テレビ45』(日本テレビ系)のメイン会場である両国国技館に登場した。難病の「全身性アミロイドーシス」を患い闘病中だが、車いすに乗ってステージに現れると「元気ですかー!」と声を振り絞った。その猪木氏を師匠と仰ぐ長州力(70)がテレビを見てTwitterで心境をつぶやいたところ、「猪木さん 最高にカッコよかったですね」とフォロワーの共感を呼んだ。

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体調を聞かれて「見たとおりで、その日その瞬間を必死に頑張ってます」、「本当はもう、起きる状態じゃないんですが、こうやって皆さんにお会いすることで私も元気をもらいます」と答えたアントニオ猪木氏。アナウンサー時代にプロレス中継を担当した徳光和夫から「よく来てくれました。イラクへも一緒に行きましたね」と声を掛けられて「そうですね、いろんなところに行った」と笑顔を見せた。猪木氏は参議院議員だった1990年にイラクで「平和の祭典」を開催した際、イラク側と交渉を続け日本人人質36人の解放に尽力した。当時「平和の祭典」のために同行したレスラーの1人が長州力である。

長州力が8月29日朝6時頃、Twitterで「テレビで猪木さんを見る。最後まで闘魂アントニオ猪木ですね頭が下がります」とつぶやいたところ、「燃える闘魂は不滅です!」、「猪木さんは今も闘っていらっしゃいますね 涙がでました」、「燃える闘魂猪木さん、そして長州さんは、私の青春時代です。いつまでも元気で頑張って頂きたいです」などの反響があった。長州は2020年2月に「日本プロレス殿堂会」設立の記者会見で「これほど夢や希望を与えたアントニオ猪木が、なぜ国民栄誉賞をもらえないのか」と訴えたが、かつては師弟対決で名勝負を繰り広げたものだ。


YouTubeチャンネル「長州力【公式】RIKI CHANNEL」で昨年10月に公開した『【貴重】長州力が師匠・アントニオ猪木のもとを訪れた【映像】』では、闘病生活を送る猪木氏が「全身性アミロイドーシス」について「難病でまだ研究が進んでいない」ことを説明して「心臓を脂が巻いちゃうわけ、血流が悪くなる」と話すのを神妙に聞いていた長州力。猪木氏は「なんか他人がやらない、できないことを体験させられるんでしょうがない。この次は何を体験させられるのかな」と苦笑しつつ、別れ際に「次はバリバリで、まあバリバリまではいかないけど」と再会を約束していた。動画の視聴者から「また猪木さんの元気な闘魂注入見たいです!!」という声もあったが、今回は『24時間テレビ45』で「1・2・3ダー!!」を披露しただけに次は何をやってくれるか期待が高まる。

画像2、3枚目は『アントニオ猪木 2021年9月29日付Twitter「元気ですかー! アントニオ猪木デビュー60周年」』『24時間テレビ45/8月27日・28日【公式】【日本テレビ】 2022年8月28日付Twitter「燃える闘魂 #アントニオ猪木」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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