鈴木誠也、5の2で3試合連続安打＆8戦連続出塁　マルチ安打は直近5戦で3度目

○ ブルージェイズ 5x − 4 カブス ●
＜現地時間8月29日　ロジャース・センター＞

　カブスの鈴木誠也外野手（27）が29日（日本時間30日）、敵地でのブルージェイズ戦に「4番・右翼」で先発出場。5打数2安打で直近5試合で3度目のマルチ安打をマークした。

　第1打席は2回の先頭。ブルジェイズの先発右腕・ベリオスの3球目シンカーを中前へ弾き返し3試合連続安打をマークした。4回の第2打席も先頭で打席に入り、カウント1−2と追い込まれたあとの外角スライダーを巧みに軽打。中前打で2試合ぶりのマルチ安打とし、その後、6番・ホーナーの右前適時打で2点目のホームを踏んだ。

　6回の第3打席は空振り三振、7回の第4打席は投ゴロに倒れ、無死二塁で始まるタイブレーク形式の延長10回は、前を打つ3番・ハップの遊直で、二走・コントレラスが飛び出してしまい併殺。続く鈴木は三ゴロに倒れ、打者ふたりでイニング終了の珍事となった。

　3安打以上の固め打ちとはならなかったが、複数安打は直近5試合で3度目。出塁は代打出場時の四球を含め8試合連続となり、打率は.255、OPSは.749となった。

　カブスは6回まで4−0とリードするも、救援陣が踏ん張れず逆転サヨナラ負け。打線は14安打を放ったが、走塁ミスが続出し4得点に終わった。