楽天はオリックスに痛恨の逆転負け　松井裕セーブ失敗、浅村バントも不発

● 楽天 3 − 4 オリックス ○
＜18回戦・楽天生命パーク＞

　楽天は雨中の接戦を落とし痛恨の2連敗。0.5ゲーム差で追いかけていたオリックスに9回1点差を逆転され、3位と1.5ゲーム差に後退した。

　楽天は1−2と逆転された直後の4回に代打・渡邊佳明が2点適時打を放ち逆転に成功。5回以降は無失点リレーでクローザーの松井裕樹へバトンタッチしたが、雨中のマウンドが影響したのか、松井は9回一死から連続四球でピンチを招くと、7番・西村凌に右中間突破の逆転適時二塁打を許しセーブ失敗。

　勝利目前から一転、1点を追いかける展開となった9回裏は、先頭の西川遥輝の右前打に相手のバント処理ミスが絡み無死一・二塁の絶好機で中軸を迎えたものの、3番・浅村栄斗の送りバントが小フライとなり失敗。先制打を放っていた4番・島内宏明は守備固めを出されてベンチへ退いており、代打・茂木栄五郎、5番・銀次と頼みの後続も連続三振に倒れた。

　9回に2点を失った松井は今季3敗目（1勝27セーブ）。他球場では西武が日本ハムを下し単独首位に再浮上しており、楽天は今季残り27試合で首位とのゲーム差が「4」に広がった。


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