巨人・岡本8戦ぶり25号も谷繁氏「イマイチ」岩本氏は今季不調の要因ズバリ指摘

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2022年09月01日 07:30  ベースボールキング

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2回、同点2ランを放った岡本和(右端)を迎える巨人の原監督(右から2人目)ら=京セラドーム(C) Kyodo News
◆ 完全復調は来シーズンまでお預けか…?

 巨人の岡本和真選手(26)が8月31日、京セラD大阪でのヤクルト戦で8試合ぶりのホームランとなる25号2ランを放った。

 「5番・三塁」で先発出場した岡本は、2回無死一塁の場面で相手先発・高梨裕稔が投じた2ボールからのストレートを一振りで仕留めバックスクリーンへ同点2ラン。第2打席も中安打を放ち、この試合は6打数2安打のマルチ安打だった。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、待望の一発を放った主砲の状態が話題に上がったが、野球解説者の谷繁元信さんは「なんかわからないんですよね」と切り出し、「1、2打席目は良いバッティングしているんですけど、あとの4打席がこういう結果。イマイチなんですよ。今年を象徴しているような内容」と、依然として不安定な状況にあるとの見解を示した。

 また、同番組に電話出演した岩本勉さんは「ズバリちょっと肥えすぎですよね。今シーズン苦しんでいるのは、身体の作り方が試合の中で機能しない身体になっているからだと思う」と、今季の岡本が不調に陥っている要因を指摘。

 レギュラーシーズンも残り1カ月程になり、「今シーズンはこれでいかなきゃしょうがない。だから今秋、来春はもう一度絞り直す、年齢的にももう一度見つめ直す時間を作ってもいいと思います」と持論を展開した。

 岡本は2020年、2021年と2年連続で本塁打と打点の二冠に輝いたが、今季は2部門ともに村上宗隆に独走を許す格好。ここまでの打率.243、出塁率.325、長打率.452は、いずれもレギュラー定着後ワーストの成績で、コロナ休養明けの8月には3シーズンぶりに「4番」から外れるなど、復調のきっかけを掴みきれずにいる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2022』

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