チェルシーにパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールを獲得する可能性が浮上しているようだ。8月31日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
PSGは今夏の移籍市場で1億ポンド(約161億円)以上を費やし選手補強を行ったほか、今年5月にはフランス代表FWキリアン・エンバペと週給65万ポンド(約1億500万円)という高額な新契約を締結した。これらによりファイナンシャル・フェアプレー規則に違反することを避けるために主力選手の放出を検討しているという。
そこで攻撃陣の補強を狙っているチェルシーにPSGは逆オファーを提示した模様だ。報道によると、PSGからネイマールと契約する機会を持ちかけられたチェルシーは、かつてトーマス・トゥヘル監督の下でプレーしたことのある同選手の獲得に前向きになっているという。
それでも、移籍市場閉幕まで時間がないことやネイマール自身はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと一緒にプレーすることを望んでいることから交渉が成立することは難しいと見られている。
なお、イギリス紙『タイムズ』ではチェルシーがネイマールの獲得に関心を持っている一方で、PSGが売却を否定しているとも報じられており、移籍の実現は低いと予想されている。
移籍市場閉幕の前日にチェルシー移籍の可能性が浮上したネイマール。可能性は低いと見られているが今後の動向には注目が集まっている。